NHK連続テレビ小説『風、薫る』の追加キャストが発表され、中村倫也、井上祐貴、甲斐翔真の出演が決定。あわせて、物語の舞台として新潟が追加されることも明らかになった。
物語の舞台は、1880年代看護婦の養成所。当時まだ知られていなかった看護の世界に飛び込んだ主人公の一ノ瀬りんと大家直美が、それぞれに生きづらさを抱えながら、傷ついた人々を守るために奔走する姿を描いている。今回発表されたのは主人公の2人が出会う新たな3名。りんと直美が新潟で出会い、後にふたりの大きな壁となる患者・柳生藤次役として中村倫也が出演。加えて、何かとりんのことを気に掛ける新潟の新聞記者・横沢公輔役を井上祐貴が、友人の見舞いに訪れた先で直美と出会う陸軍二等軍曹・小川吾郎役を甲斐翔真が演じる。
出演決定に伴い、それぞれのキャストからコメントも到着した。
中村倫也
あの頃。「医療従事者に感謝を」という言葉が日本中で溢れていました。
あれから。いつか彼ら、彼女らの奮闘を描く物語に参加することができたら。たくさんの「ありがとう」を感じられる作品に出会えたら。そんな想いから、今作への出演を決意しました。
演じる柳生という男は、「社会全体の利益」という視点をもたらす存在だと聞いています。
共に「社会」というものを、もう一度見つめ直すきっかけになれれば嬉しく思います。©神ノ川智早
井上祐貴
今回、横沢公輔という新聞記者の青年を演じさせて頂きます。自分の中にある信念を大事にし、その信念を元に行動する横沢が、この作品に、そしてりんたちにどのような影響を与えるのか。
僕自身とても楽しみにしています。ぜひ登場を楽しみにしていただけると嬉しいです。
「看護」に関する具体的な思い出は多くないのですが、体調を崩して病院に行って不安だった時、お医者さんや看護師さんの何気ない一言にすごく救われた記憶があります。
技術だけでなく、患者さんの気持ちに寄り添うことがどれだけ大切なことかをその時に感じました。
甲斐翔真
小川吾郎役をいただいた時、とにかく驚きました。
いつも応援してくださる皆様に早く報告したく、ウズウズしておりました。
小川は軍人で一見堅苦しい風貌ですが、愛に溢れ真っ直ぐで、時にツッコみたくなるような人物 です。多くの方々に愛されている「風、薫る」に、新たな風を吹かせられるように精進いたします。
おばあちゃん子だった自分が祖母を亡くした時、看護師の方へ頼もしさと尊敬の念を抱いたのを強く憶えています。母もその経験をして、学校へ通い看護の職に就きました。
このタイミングでこの作品に出会えたこと、偶然とは思えません。
一ノ瀬りん役・見上愛
りんと直美に大きな影響を与える、お三方が発表となりました!
2 人に”追い風”を吹かせてくれるのか、はたまた”向かい風”を吹かせるのか。
ぜひ、楽しみにして、見守ってくださると嬉しいです。
大家直美役・上坂樹里
個性的で魅力あふれる 3 人のキャストの皆さまが発表されました!
りんと直美の毎日に新しい風を吹き込んでくださる存在だと思います。
思いがけないご縁や、もしかしたら恋模様が動き出す瞬間もあるかもしれません。
ぜひ楽しみにご覧ください!
制作統括 松園武大チーフ・プロデューサー
「風、薫る」では栃木と東京に加えて、新潟も舞台地になります!
その新潟に、とある事情で行くことになったりんと直美が出会う、つかみどころのない患者・柳生藤次役を中村倫也さん。同じく新潟でりんが出会う、押しの強い新聞記者・横沢公輔役を井上祐貴さん。帝都医大病院で直美が出会う、豪快で純朴な陸軍軍人・小川吾郎役を甲斐翔真さん。
一癖も二癖もある三人が、りんと直美とどんなドラマを繰り広げるのか。
新潟の地では多くの出会いが待っています。ご期待ください。
2026年度前期連続テレビ小説『風、薫る』
【放送予定】 2026 年 3 月 30 日(月)より、全 26 週(130 回) ※NHK ONE で同時・見逃し配信。
【脚本】 吉澤智子
【原案】 田中ひかる 『明治のナイチンゲール 大関和物語』
【音楽】 野見祐二
【主題歌】 「風と町」Mrs. GREEN APPLE
【語り】 研ナオコ
【出演】 見上愛、上坂樹里 ほか
【スタッフ】 制作統括:松園武大 宮本えり子
プロデューサー:葛西勇也 松田恭典
演出:佐々木善春 橋本万葉 新田真三 松本仁志 ほか
<物語>
明治18(1885)年、日本で初めて看護婦の養成所が誕生したのを皮切りに、次々と養成所が生まれた。 そのうちの1つに、物語の主人公・一ノ瀬りんと大家直美は運命に誘われるように入所する。不運が重なり若くしてシングルマザーになった、りん。生まれてすぐ親に捨てられ、教会で保護されて育った直美。養成所に集った同級生たちは、それぞれに複雑な事情を抱えていた。手探りではじまった看護教育を受けながら、彼女たちは「看護とは何か?」「患者と向き合うとはどういうことか?」ということに向き合っていく。 りんと直美は、鹿鳴館の華といわれた大山捨松や明六社にも所属した商人・清水卯三郎らと出会い、明治の新しい風を感じながら、強き者と弱き者が混在する“社会”を知り、刻々と変わり続けていく社会の中で“自 分らしく幸せに生きること”を模索していく。 養成所卒業後、二人は同じ大学病院でトレインドナースとしてデビュー。まだ理解を得られていない看護の仕事を確立するために奮闘の日々を送っていたが、りんは程なくして職場を追われることに。一方、直美は誰もがひとしく看護を受けられる仕組みを考え始めるが・・・。 やがて、コレラや赤痢などさまざまな疫病が全国的に猛威をふるい始める。一度は離れ離れになった二人だったが、再び手を取り、疫病という大敵に立ち向かっていく。


