現在公開中の映画『オールド・オーク』より、特別映像第2弾が解禁された。
同作は、かつて炭鉱で栄えたイギリス北東部の町を舞台に、唯一の拠り所となるパブ「オールド・オーク」を中心に描かれる物語。シリア難民の受け入れをきっかけに町に緊張が広がる中、店主のTJ・バランタインは奮闘するが、シリア人女性のヤラと出会うことで思いがけない変化が起きていく。分断が深まる社会の中で、人々の連帯の可能性が描かれている。また、ケン・ローチ監督自身が「最後の作品」と語る作品だ。
新たに解禁された映像では、物語の根幹に関わるシリア難民たちの背景に焦点が当てられた。劇中でヤラの母親・ファティマを演じたアムナ・アル・アリは、自身も2018年に家族と共にシリアからイギリスに渡ってきた難民の1人。同映像では「難民がくぐり抜けてきた困難は誰にも分からない。難しくても受け入れることから支援が始まります。それが何よりも重要です」と呼びかけているほか、出演を決めた経緯や監督への思いを語っている。監督もまた、「人々と出会い、その経験を物語に組み込めるのは光栄なことだ。誰もが語りつくせない人生の物語を持っている」とコメントしている。
さらに、同作のヒットを記念したトークイベントが、5月1日(金)に東京・ヒューマントラストシネマ有楽町にて開催される。18時40分からの回の上映後にイギリス文学・文化研究者の河野真太郎が登壇し、作品の背景や魅力を紐解く予定だ。詳細はヒューマントラストシネマ有楽町の公式サイトにて確認できる。


映画『オールド・オーク』

4月24日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館他全国ロードショー
監督:ケン・ローチ
脚本:ポール・ラヴァティ
出演:デイヴ・ターナー、エブラ・マリ、クレア・ロッジャーソン
2023/イギリス、フランス、ベルギー/英語・アラビア語/113分/カラー 原題:The Old Oak 配給:ファインフィルムズ 映倫:G
文部科学省特別選定(高等学校生徒、青年、成人向き) 文部科学省選定(中学校生徒、家庭向き)東京都推奨映画 後援:ブリティッシュ・カウンシル
© Sixteen Oak Limited, Why Not Productions, Goodfellas, Les Films du Fleuve, British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2023
<ストーリー>
イギリス北東部、とある炭鉱の町で唯一のパブ、「オールド・オーク」。活気溢れる時代から30年の時を経て、今は厳しい状況に陥っているが、町に住む人々にとっては最後の砦となる止まり木のような存在だ。店主のTJ・バランタインは、試行錯誤しながらなんとかパブを維持しているが、町がシリア難民を受け入れ始めたことで、パブは居場所を争う諍いの場になってしまう。先行きを危ぶむTJだったが、カメラを持ったシリアの女性ヤラと出会い、思いがけない友情を育むことになる。果たして彼らは、互いを理解する方法を見つけられるのだろうかー?
<河野真太郎 トークイベント>
【日時】5月1日(金)18:40の回 上映後(上映終了後、イベント開始)
【登壇者(予定)】河野真太郎(イギリス文学・文化研究) ※敬称略
【日時】5月1日(金)18:40の回上映後
【会場】ヒューマントラストシネマ有楽町
【登壇者】河野真太郎(イギリス文学・文化研究)予定
【料金】通常料金(ファーストデー料金適用)
※各種招待券、株主ご招待券、TCGカード入会キャンペーン特典チケットなどの無料券は使用不可
※登壇者は予告なく変更になる場合がございます。
【チケット発売】
■一般→29日(水)0:00~
■会員先行→28日(火)21:00