書籍『ウェス・アンダーソンの世界展 -The Museum of Wes Anderson-』が3月4日(火)に発売された。
同書は、『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』『グランド・ブダペスト・ホテル』『アステロイド・シティ』などで知られるウェス・アンダーソン(Wes Anderson)監督作品にまつわる品々を紹介したもの。過剰なまでにこだわられたディティール、スタイリッシュな映像美で、リッチな想像の世界をつくりあげた監督のインスピレーションの源を辿る。


オールカラー216ページとなる同書では、長編監督デビュー作の『アンソニーのハッピー・モーテル』から『アステロイド・シティ』まで全作品を取り上げ、『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』のテネンバウムズ家の子供たちの衣装の謎、『グランド・ブダペスト・ホテル』のコンシェルジュのコロン「ル・パナシェ」の秘密、『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』のカフェ「ル・サン・ブラージュ」の「サンドイッチ」のレシピなど、映画を構成する様々な要素を解説。そのほかにも場面ショット、アクセサリー、衣装、小物、セリフから、作品世界と監督自身を掘り下げた内容となっている。


『ウェス・アンダーソンの世界展 -The Museum of Wes Anderson-』

発売日:2025年3月4日(火)
著者:ヨハン・キアラモンテ、カミーユ・マチュー
定価:6,600円(本体6,000円+税10%)
ISBN:978-4-86246-627-3
サイズ:A4変形、オールカラー
ページ数:216ページ
発行:株式会社ボーンデジタル
掲載作品:
『アンソニーのハッピー・モーテル』
『天才マックスの世界』
『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』
『ライフ・アクアティック』
『ダージリン急行』
『ホテル・シュヴァリエ』
『ファンタスティック Mr.FOX』
『ムーンライズ・キングダム』
『カステロ・カヴァルカンティ』
『グランド・ブダペスト・ホテル』
『犬ヶ島』
『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』
『アステロイド・シティ』