長谷川白紙の2ndアルバム『魔法学校』が7月24日(水)に発売される。
同作は、2023年7月に音楽プロデューサーのフライング・ロータス(Flying Lotus)が主宰するレーベルBrainfeederと契約した長谷川白紙による約4年8ヶ月ぶりのフルアルバムで、かつ移籍後初となるアルバム。収録曲には、レーベル契約発表時にリリースされたシングル”口の花火”のほか、KID FRESINOとの共演曲”行つてしまつた”、KAMITSUBAKI STUDIO所属のバーチャルシンガー花譜への提供曲”蕾に雷”のセルフカバー、そしてジャズ作曲家の挾間美帆がホーンアレンジで参加した”恐怖の星”など全12曲が収録される。
また、5月9日 (木) 22時よりアルバムからの先行シングル”ボーイズ・テクスチャー”が配信されることも併せて発表された。同曲は2023年の『パリ・ファッションウィーク』で行われたnoir kei ninomiyaの「Spring/Summer 2024」のショーのために長谷川が書き下ろした曲が元になっており、ギターで西田修大が参加したほか、ミックスを浦本雅史、マスタリングをビョーク(Bjork)なども手がけるヘバ・カドリー(Heba Kadry)が担当。リリースと同時にMVも公開された。
【長谷川白紙コメント】
私は最初、身体を倒立させるという単一の目的に向けてこの作品を制作し始めました。しかし制作を進める中で、初めに仮定していた身体の構成法がいかに既に一元的であったか、そして私自身の身体がいかに無数の矛盾した可能性を持っているかに恐れを抱くことになりました。この作品の制作は、常にそのような恐れと混乱の中で行われました。私は最終的には、この作品を明瞭に方向づけることはしませんでした。それは最初から不可能であったのです。私は工芸士や宣教師、サンプルパック、シャッター、時間の雇用主や記憶の親友、虎の子、輝く無性的なもの、思い浮かぶ何にもなりたくなく、同時に全てになりたいと思いました。私は未だに自らの制御を失っています。そしてそれはおそらく、時間的な経過の中でしか失えないものでした。(私からは以上です。)
なお、今回のリリース発表に先立つ5月7日(火)には最新のアーティスト写真も公開。公的に顔写真を出すことは初めてであり、それに関するコメントも本人のSNSで発表されている。
リリース情報
label: Brainfeeder / Beat Records
artist: 長谷川白紙
title: 魔法学校
- 行っちゃった
- 行つてしまつた / 長谷川白紙 & KID FRESINO
- 口の花火
- 撤回
- 蕾に雷
- 恐怖の星
- ねんねこころみ
- 禁物
- 魔法インター(v2)
- ボーイズ・テクスチャ―
- 焱ばみ
- 外
参加アーティスト
・KID FRESINO:Rap
・Sam Wilkes:Bass
・挾間美帆:Horn Arrange
・真砂陽地:Trumpet
・小西遼:Alto Sax
・馬場智章:Tenor Sax
・西田修大:Guitar
・The Anticipation Illicit Tsuboi:Mix
・浦本雅史:Mix
・D.O.I.:Mix
・ZAK:Mix
・Randy Merrill:Mastering
・Stuart Hawkes:Mastering
・Heba Kadry:Mastering
release:
2024.07.24(CD, CD+Tシャツ)
2024.08.09(LP)
デジタル
https://hakushihasegawa.lnk.to/mahogakko
CD国内盤 (歌詞・解説付き):¥ 2,700 +tax
CD国内盤+Tシャツ:¥ 7,000 +tax
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=14074
LP国内仕様盤 (日本語帯付き/解説書・DLカード付き/トランスルーセント・ピンク・ヴァイナル):¥ 5,400 +tax
LP通常盤 (DLカード付き/トランスルーセント・ピンク・ヴァイナル):¥ 5,000 +tax
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=14075
タワーレコードLP限定盤 (ゴールド・ヴァイナル): https://tower.jp/item/6357745