長谷川白紙が音楽プロデューサーのフライング・ロータスが主宰するレーベルBrainfeederと契約し、第1弾シングル”口の花火”を7月25日(火)に配信リリースした。
Brainfeederはアメリカ・ロサンゼルスを拠点とするレーベルで、サンダーキャットやルイス・コール、ハイエイタス・カイヨーテらが所属。長谷川が日本人として初めての所属アーティストとなる。
“口の花火”はロサンゼルス出身のサム・ウィルクスをベーシストに招き制作。ジャケットは中国出身のビジュアルアーティストShanliangが手掛けている。
また、同日公開されたMVは釣部東京が監督しており、「ニューお祭り」をテーマに制作。韓国を拠点に活動するYoon Jiのダンス、影山紗和子によるアニメーション、現代美術家の海野林太郎によるフッテージ映像などが融合した作品に仕上がっている。
長谷川白紙コメント
この度、Brainfeederと契約したことをお知らせ致します。そして、「口の花火」という新曲を配信開始致します!とても素敵なMVも同時に公開されます。
わたしがこれから行っていくべきだと感じていることは、わたし自身の身体による音楽の撹乱であり、首尾一貫していないものの、混沌の露呈です。この曲はまさにその皮切りとなるものだと考えています。(身体はつねに歴史にさせられ、分類される力を受けながら、つねに同時に個人による語りや歌や踊りのはざまにも位置しているように思えます。)
それを、活動を通して音楽の混沌を提示し続けてきたBrainfeederというとても重要なレーベルから出せることが本当に光栄です。
是非聴いてみてください…!頑張りました!よろしくお願いします!パシャー
釣部東京コメント
楽曲のエネルギーと祭り囃子のようにも聞こえる独特のリズムから、あらゆる文化や要素が合わさった「ニューお祭り」をテーマに演出、制作。
長谷川白紙本人が楽曲から連想しピックアップした断片的なシチュエーションや情景、韓国で活躍するダンサーであるYoon Jiのパワフルなダンスパフォーマンス、影山紗和子の描く愛らしくも癖のあるキャラクターとアニメーション、海野林太郎の現実を鋭く切り取った実写映像、花火をモチーフにしたグラフィックデザインなど、様々な映像を組み合わせ、一見乖離しているような現実と非現実からなる要素達が混ざり合いながら未知の祭りと盛り上がりの様子を描く。