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NEWS EVENT SPECIAL SERIES

「三鷹のやまちゃん」店主の山本研二の目標は、ジャマイカにお店を出すこと

2025.8.12

#OTHER

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

7月30日は、三鷹にある自家製ソーセージとハンバーガーのお店「ButaBaco」のオーナーの富澤怜央さんの紹介で、「三鷹のやまちゃん」の店主の山本研二さんが登場。お店の看板メニューや、ジャマイカで暮らすことになったきっかけなどについて伺いました。

東京で居酒屋を経営する前は、ジャマイカの日本料理店で働いていた

タカノ(MC):山本さんは、東京・三鷹で大衆酒場「三鷹のやまちゃん本店」を経営しながら、吉祥寺で立ち飲み居酒屋「たちんぽやまちゃん本店」も経営。さらに、日本そばと韓国チゲを融合させた創作つけ麺屋「三鷹チゲ倶楽部」と、ラーメン店「英(はなぶさ)」を共同経営されています。忙しいですね!

Celeina(MC):4店舗の飲食店を経営されているわけですが、もともとご実家が仕出し屋さんだったんだとか?

山本:実家は徳島の限界集落みたいなところなんですが、親から「東京で居酒屋の勉強をしてから帰ってこい」と言われて、そのまま店をやり始めました。

タカノ:ジャマイカで暮らしていたこともあるとのことですが、これはどういう経緯なんでしょうか……? すごく気になります。

山本:20代のうちに行っておきたくて(笑)。30代になってからジャマイカに行くと、「あいつは何をしているんだ」と思われてしまうと思ったんです。現地では、ジャマイカの日本料理屋さんで働いていました。ボブ・マーリー(Bob Marley)の奥さんが来ていて、僕が作ったたこ焼きを持って帰っていましたよ。

タカノ:すごいですね!

山本:ショーン・ポール(Sean Paul)とかも来ていました。働いていたのは、小さい村みたいなところだったんですが。

タカノ:レゲエ界の重鎮たちがお店に足を運んでいたんですね。ちなみに、ジャマイカを選んだ理由は何だったんですか?

山本:レゲエとかヒップホップをやっている先輩が多くて、「どこか海外に行きたいんですよ」と言っていたら、レゲエカルチャーが掲載された『Riddim』 というフリーペーパーを見せてくれたんです。そこに「日本人シェフ募集」と書かれていたので、そのまま流れに任せて行くことになりました。

Celeina:ジャマイカの飲食店で働くのはどうでしたか?

山本:もう最高でした。ラジオでは言えないようなことがたくさんありましたけど。

タカノ:言わないでくださいね(笑)。

Celeina:ジャマイカで働いた経験を経て、今は日本で4店舗経営されているわけですが、また海外に行きたいなと思うことはあるんですか?

山本:人生の最後はジャマイカって決めていますね。自分の店のジャマイカ店を出すと決めています。

玉袋筋太郎がYouTubeで紹介したことで話題に

タカノ:「三鷹のやまちゃん本店」の話もお伺いしたいんですが、大衆居酒屋として、玉袋筋太郎さんのYouTube番組『玉ちゃんねる』でも紹介されたそうですね?

山本:玉ちゃんの知り合いの方が、たまたま店に呼んでくれたんです。有名な人が来てくれた中で、玉ちゃんが1番影響力がありました。

Celeina:お店の看板メニューは何ですか?

山本:看板メニューは、「シェフの気まぐれ居酒屋料理」みたいな感じです(笑)。煮込みとか、大衆居酒屋のド定番の料理を揃えています。

Celeina:枝豆とか?

タカノ:あんまり看板メニューが枝豆ということはないんじゃない?(笑)

山本:枝豆は季節によっては出しますかね。

タカノ:お客さんにはどういう方が多いですか? やっぱり地元の方が中心でしょうか。

山本:そうですね。地元のジジイババアから若い人まで来てくれます。

タカノ:口が悪い(笑)。

Celeina:話題を変えましょうかね(笑)。現在、4店舗経営されているということですが、お店を始める時はどういった手順を踏めばオープンできるものなんですか?

山本:僕も最初は知らなくて。どうやるかわかりますか?

Celeina:食品衛生にまつわる資格を取り、法人登記をし、物件を押さえる、みたいな感じですかね……?

山本:本当にそういう感じです! 僕は全くわからなかったので、先輩に「どうやって店って作るんですか」と聞いたんですよ。そうしたら、「家を借りるみたいに借りるんだよ」と言われて。吉祥寺に「リベスト」という不動産屋があるんですが、とりあえず行ってみたら物件を見せてくれたんです。最初は高い物件を見せてくるので、「そんなのは無理無理」とあしらったりしつつ、サクッと店が決まったんです。なので、部屋を借りるみたいな感じで始められます。

Celeina:開業資金は用意していたんですか?

山本:とりあえず100万円用意していました。あとは、ばあちゃんがちょっと貸してくれました。内装に関しては、家を解体しているところから木をもらってきて作ったりしたので、お金はかかってないんです。

Celeina:お話を伺っていて、あまり気張らずに、やってみたかったら飛び込んでみるパワーが大事なんだなと思いました。そして、山本さんのジャマイカ店も楽しみにしております。さあ、「FIST BUMP」はグータッチで繋ぐ友達の輪ということで、お友達をご紹介していただいています。どんな方をご紹介していただけますか?

山本:「三鷹のやまちゃん」の隣にある居酒屋「福重」でバイトリーダーをしている近藤薫さんを紹介します。僕はまだ1回くらいしか会ったことないんですが、ラジオに出るのに前向きになっているようなので(笑)。

Celeina:薫さんがやる気になっていらっしゃるんですね!(笑) 楽しみです。明日は近藤薫さんをお迎えしたいと思います。「FIST BUMP」、今日お迎えしたのは、「三鷹のやまちゃん」の店主の山本研二さんでした。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann

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