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DEAN FUJIOKA×SKY-HI×モーリー・ロバートソン鼎談

2023.7.27

スペースシャワーTV

#PR #MUSIC

番組はテーマトークへ。テーマ①「人生の恥ずかしい出来事」

DEAN:僕はですね、つい最近指先を切り落としちゃいまして。だいぶ生えてきたんですが、肉片をピックアップするのを忘れて縫えなかったんです。だいぶ丸みが出てきたんですけど。

モーリー:えっ、えええー!? それは……なんですか、事故だったんですか?

DEAN:包丁で切り落としちゃって(笑)。

SKY-HI:それは……指紋を無くそうとしたんですか?(笑)

モーリー:パスポートを変える必要があったのか!

一同:(笑)

DEAN:飛行機に乗り遅れそうなタイミングで急いでいて。切り落とした肉片を拾って漬けておけばなんとかなったのかもしれないですが、パニックになってしまっていて。2時間ぐらい血が止まらず、チェックインカウンターを血だらけにしてしまいました……。恥ずかしかったですね。

モーリー:私はですね、10歳ぐらいの頃、父親がリール式の家庭用テープレコーダーを持っていて。それで自分の声を録音して聞いてみたら、とても自分の声とは思えないおぞましい声がしたんです……。客観的に自分の声を聞く初めての経験だったので、それがすごく恥ずかしかったんです。

18歳になって初めて防音されたスタジオで録音した、EQされた自分の声を聞いたら、それが素晴らしすぎて「これが俺の本当の声だ」と思うようにしました。「こんなはずじゃない」と恥ずかしい自分の声から逃げ回った8年間でした(笑)。

DEAN:わかります(笑)。僕も4チャンネルのMTRで録音していた当時、自分の声がとにかく恥ずかしかったですね。

SKY-HI:自分は人のことをプロデュースするようになってから、録音段階の声の成分に向き合う時間が圧倒的に増えたので、発声についてのインプットも増えて。なので、音楽活動を十数年やってきましたけど、30歳を超えてから初めて自分の声の正しい使い方をわかった気がします。それ以来はあんまり恥ずかしいことはないんですけど、それまではずっとありましたね。

テーマ②「大人になってからハマった音楽」

DEAN:大人になったのが学生を終えたタイミングという意味なら、ちょうど中華圏での活動を始めた頃だったので、マンダリンポップス(中国語で歌われるポピュラーミュージック)ですね。今もカラオケに行ったらほとんど中華圏の歌しか歌わないです。中学生の時に、メタルとかグランジにハマった感覚とは違いますが、マンダリンポップスは確実に人生の一部ですし、いい曲だなと思います。つい最近も数ヶ月間仕事で中華圏にいたんですけど、現地で聴いてるとやっぱり向こうの風土に合っていて、景色の奥行きが変わりますね。

テーマ③「人生のターニングポイント」

SKY-HI:「人生のターニングポイント」……モーリーさんは関節の数ぐらい多そうですね(笑)。

モーリー:紆余曲折という意味ではね(笑)。まあ、さっきの声の話の延長ですが、ハーバード大学2年生のとき、電子音楽の勉強ができるスタジオがありますっていうことで、行ってみたんです。

そこでテープレコーダーを使った実験をしていたんですけど、もっとも過激だったのは、テープが切れる直前まで引っ張ると、テープの茶色部分がボロボロと剥がれて落ちる。それを再生すると、ピッチもボリュームもおかしくなって、聴いたことのないような音が聴こえてくるんです。

その実験が衝撃的で、自分がそれまで考えていた「録音された真実がそのまま再生されている」という考えが吹っ飛んだ。音声や現実は粘土のように形が変えられることを学んだ神秘的な経験でした。その日以来、私は不真面目な方向に突き進んでいくようになりました(笑)。

DEAN:僕は、国や言語圏をまたぐ引っ越しが破壊的な経験でした。だからこそ新しい何かが生まれてくるとも言えるんですけど、言語や宗教観も違う場所へ行くと、「何を持って我々(We)とするのか?」という概念が違うし、どうしたってそこに入っていかなければいけないので、これまでの自分の生き方なんてどうでもよくて。ゆえに、真実が何なのかを考えさせられます。メディアが発信していることの捉え方も違っていて、プロパガンダだと言う人もいれば、愛に溢れた行為だと言う人もいるし、どっちもどっちかもねという立場をとる人もいる。

客観的になれましたと言うとすごく綺麗な話なんですけど、なんでもありで、ガイドラインもないし矜持もなくて、違法じゃなければなんでもいいのかとか。これが正義、というものが統一して並んでいるのが世界だと思うんですよね。

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