2025年1月からコンスタントに開催されている音楽イベント『StoriAA』。その第9回公演として、NONA REEVESとGOOD BYE APRILによるツーマンライブが2026年5月7日、東京・新代田FEVERで開催された。
ソウル、AOR、シティポップなどの系譜をそれぞれのかたちで受け継ぎながら、独自のスタイルへと結実させてきた両者。世代も佇まいも異なるものの、互いの音楽に通底する都会的な感触とメロディ志向ゆえに、この顔合わせは意外というよりも、むしろ必然性すら感じさせる。しかもこの日、実はGOOD BYE APRILの倉品翔(Vo / Gt / Key)がパーソナリティを務めるラジオ番組『Slow Roll Time』に、NONA REEVESの西寺郷太(Vo / Gt)がゲスト出演したことをきっかけに、コラボ演奏が決まっていた。
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「KLEW」上でのクローズドで親密な会話
『StoriAA』は、リアルとデジタルの両方を横断しながら、参加アーティストとオーディエンス一人ひとりの心に新しい「物語」を生み出す場として立ち上がったイベントシリーズである。そして、その理念をさらに拡張する存在として機能しているのが、コミュニケーションサービス「KLEW」だ。来場者はチケット画像をアップロードすることで公演チャンネルに参加でき、同じライブを共有する観客同士、さらには出演アーティスト本人とも、クローズドな空間で言葉を交わすことができる。
この日のKLEW上でも、両バンドのチャンネルには「ノーナとgood bye aprilどっちも大好きなので夢のような対バン」「GOOD BYE APRILとのコラボも楽しみ。どんなライブになるのかドキドキしています!」「倉品&郷太の歌声に酔いしれたい」といった熱い書き込みが徐々に増えていた。初めてライブに足を運ぶ観客からも、「今日のライブ楽しみにしています!!!」という声が上がる。そこへGOOD BYE APRILも、「NONA REEVESさんとは念願の2マンです!」「ラジオでの流れから急遽決定したコラボなので、当日のリハーサルで初めて合わせます……」「みなさんの書き込み嬉しく読んでます!」と応答するなど、観客とアーティストがライブの空気を一緒に盛り上げていくための、「もう一つの会場」として機能していたのである。
KLEWとは:同一公演のライブチケットを保有するファン同士やファンと出演するアーティストだけがデジタル上でコミュニケーションを取れる国内初のプラットフォームとして2024年11月にリリースされた(詳細はこちら)。
