グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
4月24日は、株式会社おくりバントの会長、高山洋平さんが出演。経営者であり、営業に関するご著書もあるプロ営業師の高山さんに、気になる社名や社訓に込められた思いや、意外な「研修」「残業」の意味、即効性のある営業の方法などを伺いました。
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社訓は「飲み屋でママやマスターに迷惑をかけない。」
Celeina(MC):私の方から簡単なプロフィールご紹介させていただきます。日本の経営者であり、プロ営業師、そして、プロ飲み師。投資用不動産の営業からキャリアをスタートし、その後は上場後のドサクサに紛れて株式会社アドウェイズに入社。中国語が話せないのに三国志と中国映画の知識のみで上海に5年駐在、帰国後は、子会社おくりバントの社長に就任、現在は会長。『ビジネス書を捨てよ、街へ出よう プロ営業師の仕事術』の著者であり、さらに、近年ではワールドJポップ専門のDJマリアージュとしても活躍中です。
タカノ(MC):公式プロフィールなんですかね(笑)。
高山:そうですね。
Celeina:プロフィールだけでも、フィクション読んでるみたいな(笑)。
タカノ:只者じゃない。
高山:そんなことないです(笑)。どさくさに紛れて、たまたま会社が上場したとき、何となく入れちゃう時期に、たまたま入っちゃって。今はちょっと入れないです。
タカノ:高山さん、まずはファッションチェックからじゃないですか。すごいオシャレな格好で。フェルトハットにサングラス、そしてセーターですかね。
高山:これ、自分の会社のニットを作ったんです。
タカノ:「おくりバント」って書いてある。かわいい黄色いニットで。
高山:一昨年、ちょっと儲かったときがあったので、よーし、作ろうと思って。自分たちしか着てない社員用です。
タカノ:あとネックレス。これ、どうなってるんですか? USBメモリースティックみたいのがいっぱいぶら下がって。
高山:これ新しいタイプなんですけど、民族風のネックレスにUSBメモリが入ってて。全部、データが入ってるんですよ。
Celeina:これは、いつでもどこでもDJできるように?
高山:そうそう。どこでもできるように、音楽データ全部、入ってます。
タカノ:なるほど。会社の資料とかじゃないですよね?
高山:1個だけ、会社概要が入ってますね。
タカノ:なるほど(笑)。
Celeina:絶対、落としてはダメですね(笑)。
高山:落としても全然、大丈夫です。楽曲も、DJって言っても、外国人が日本語で歌ってる曲のみを専門にやってる「ワールドJポップ」っていうジャンルの専門DJなんで。もう落としたところでね、誰も、「なんだこれ?」みたいな感じだと思うんですよ。
タカノ:(笑)。ちょっと活動が多岐にわたってますから。
Celeina:聞きたいことがいっぱいあるんですけれども。この社名の「おくりバント」っていうのは、どういった思いが隠されてるんですかね?
高山:得点圏までお客様を送ると。小さいPR会社なんで、主人公はお客様で。こちらが得点を取ろうなんておこがましいことは思ってなくて、一塁にいれば二塁まで、二塁にいれば三塁まで、送らせて頂く。
タカノ:あくまでもアシスト。
高山:そうです。得点はお客様にお任せするという感じです。
タカノ:広告、PR、ブランディングとか……
高山:何でも屋です。テレビCMから企業Twitterの中の人まで、何でも「クリエイティブ」がつくものは全部やってますね。
タカノ:掲載されているポリシーが気になってて。これは何なんですか?
高山:社訓ですね。「飲み屋でママやマスターに迷惑をかけない。」「大盛り飯を頼んだら残さない。」「借りた金は遅れても必ず返す。」「友人のパートナーと事故らない。」「どんなに儲かっても、おはぎ三原則を遵守。」と。
Celeina:おはぎ三原則?
高山:「驕らない、はしゃがない、ギラつかない。」の「おはぎ」ですね。どんなに儲かっても、しないっていう。
タカノ:僕、この会社、入りたい(笑)。なんか楽しそうな。
高山:そんなことないですよ。
タカノ:いや、雰囲気がやっぱり他とは違う。
Celeina:そうですよね。普通「ほうれんそう」って言うのに、「おはぎ」って言うんですね。
高山:何が大切かってみんなで考えたら、これになったんですよ。他のことは法律がカバーしてるんですけど、法律でカバーしてないとこ、ここかなって。
Celeina:確かに、仕事の場だけじゃなくて、人間関係においても大事なことですよね。
タカノ:謙虚にいこうってことですよね。社名にも、つながってる感じがします。
高山:これ破ったら懲戒免職です。
タカノ:厳しい(笑)。
Celeina:大丈夫ですか(笑)。