メインコンテンツまでスキップ
NEWS EVENT SPECIAL SERIES

【第1回】粉川心からzezeco(青木ロビン / manukan)への手紙

2026.4.28

#MUSIC

zezeco(ゼゼコ)
変拍子を駆使したハードコアサウンドで日本のオルタナティヴロックシーンを牽引するポストロックバンドdownyの中心メンバー・青木ロビンと、ORANGE RANGEやRYUKYUDISKOに参加するなど、沖縄を拠点にアジアで活動するテクノアーティストmanukan(マヌカン)の2人組ユニット。ノイズやダブの要素を取り入れたエレクトロを軸にして繊細なメロディーと緻密に構築されたリズムが絡むフリーキーな構成。演奏とプログラミングの組み合わせに主眼が置かれたミニマルなタッチで複雑な音像を描き出すメランコリックなエレクトロニック・ワールド。オランダのアーティスト(彫刻家、物理学者)テオ・ヤンセン展への起用など、クールな電子音とリバースを多用した有機的サウンドのテクスチャーは国境を越えた支持を得ている。国内外で様々なショーやイベントに楽曲提供を手掛けミックスアレンジや環境音楽の製作など幅広く活動。

夢のマイアイドルとのコラボ

連載シリーズ第0回で今回のプロジェクトの概要について長文で語り尽くしまして、ここからはそれぞれのコラボアーティストの皆様に宛てたラブレターみたいなものを連載していこうと思っております。

第1弾は青木ロビンさんとmanukanさんのduoユニットzezecoについて語っていきたいと思います。

まずロビンさんはdownyというバンドのリーダーなわけですが、もう完全なるただのファンであり、26年ずっと憧れの存在で、今回のコラボは夢が叶ったと言っても過言ではなさすぎるコラボでありました。

そのロビンさんが惚れてzezecoを組まれているmanukanさんとはお会いしたことは無いのですが、もちろんいちファンとして知っていたので、やはりこのコラボは一つのゴール地点であるわけです。

いまだにロビンさんに会ったら神格化したアイドル過ぎて震えるし、一言褒められようなら天にも昇る気持ちになりその日1日はご機嫌に過ごせるような、そんな人たちと一緒に音楽を制作するというのは夢心地でありつつも、絶対に嫌われたくない。失敗など一度もできるはずがない。というハイプレッシャーすぎる企画でもありました。

もしこれが初めての夢のマイアイドルとのコラボだったら僕はチビっていたと思うんですが、幸いこの前の2ndアルバムで10人のマイアイドルとのアルバム制作を越えて来たという経験があったから何とかチビらずにやり切れたんだなと今振り返りながら考えています。このタイミングでお声がけ出来て、ちゃんとスムーズに色々進められて良かったなと。

とは言えこの3曲のデモが届いた時には全く何拍子なのかもわからず⋯⋯。「これ僕にできるのか?」「これ何処で拍を感じるんですか?」 とか聞いていいのか。「そんな事も解らないレベルでオファーしてきたの?」 って怒られないか。――などなど沢山の不安と闘いつつ、何と質問したら失礼に当たらないのか考えまくって震えながら連絡してた地獄を今思い出して胃が痛いです。

結果は大きすぎる優しさと、恐るべき仕事の出来っぷりでもって包み込んでくださり、凄くスムーズに作品制作が進みまして、素晴らしい3曲となりました。

頂いたデータにドラムを入れて送って聞いてもらう時が何よりのラブレターを渡す気持ちでした。これを「ダサいなー⋯⋯。」って思われたらもう人生全てを否定せざるを得なかったですから。そんな緊張感がマックスに詰め込まれたヒリヒリ命懸けの3曲をぜひお楽しみ下さい!

粉川心

次回は粉川からermhoiへの手紙を5月8日(金)に公開予定。

粉川心(SHIN KOKAWA)長期プロジェクト「13artists×3works」

■プロジェクトコンセプト:身体的負荷の先にある「強いアート」の本質 この途方もない量の制作と連続リリースの背景には、粉川自身の「身体値の限界突破」というテーマがあります。比叡山延暦寺の極限の修行「千日回峰行」から着想を得ており、便利な時代にあえて「質より量」という過酷なアプローチを選択。圧倒的な制作量とライブの継続を通じて、身体 的な負荷の先に見える「強いアート」の本質を突き詰める試みです。また、13週間にわたる活動 そのものをひとつの表現とし、アーティストとしての影響力を拡大しながら、持続可能で心地よいビ ジネスモデルを構築・実証していくという「アートとビジネスの両立」も重要なテーマとして掲げています。

■参加アーティスト(全13組 / 順不同・敬称略)
・zezeco (青木ロビン / manukan)
・ermhoi
・類家心平 (SHIN KOKAWA sublime band)
・魚返明未
・Noriyuki Inoue (jizue)
・THE BED ROOM TAPE (景山奏 / NABOWA)
・オオヤユウスケ (Polaris)/anzu
・高橋佑成
・早雲
・Momose Yasunaga
・伊藤えり
・八幡亜樹
・Yasutaka Okada (kott)

■第一弾リリース:SHIN KOKAWA & zezeco 『collaborate#1』
記念すべき初回の共作者は、演奏とプログラミングの組み合わせに主眼が置かれたミニマルなタッチで複雑な音像を描き出すメランコリックなエレクトロニック・ワールドを探求するユニット、zezeco。粉川のドラミングと、zezecoの緻密に構築された電子音像が一つの有機的なアンサンブルへと昇華された3曲が収録されています。

【作品情報】
アーティスト名: SHIN KOKAWA & zezeco
タイトル: collaborate#1

収録曲:1. Iron Blooms / 2. The ways the bonedance / 3. Retina
配信開始日:2026年4月28日(火)
レーベル:Penguinmarket Records
配信リンク:※LinkCore
https://linkco.re/5N3P8HUS

■粉川心コメント:高い身体値を獲得し、強いアートの本質を突き詰めたい実験的な部分と、持続可能なアート活動や心地良いビジネスモデルを生み出す装置としての部分。アートとビジネス両方を内包して動き出しました。便利な時代だからこそ、あえて不器用に『量をやる』。負荷を掛けた先にしか見えない景色を、このプロジェクトを通じて探求します。

各種リンク
HP:https://penguinmarket.net/artist/shinkokawa/
Instagram:https://www.instagram.com/drum_shinkokawa/
X(旧Twitter):https://twitter.com/Drum_ShinKokawa
SPOTIFY:https://open.spotify.com/intl-ja/artist/3Vg6ZWLfFLXKgHoE4xbE3k
APPLE MUSIC:https://music.apple.com/jp/artist/shin-kokawa/1575903464

連載もくじページへ戻る

RECOMMEND

NiEW’S PLAYLIST

編集部がオススメする音楽を随時更新中🆕

時代の機微に反応し、新しい選択肢を提示してくれるアーティストを紹介するプレイリスト「NiEW Best Music」。

有名無名やジャンル、国境を問わず、NiEW編集部がオススメする音楽を随時更新しています。

EVENTS