新潮社による夏の恒例書店フェア『新潮文庫の100冊』がスタートした。
同フェアは、「時間がたっぷりある夏休み、中高生、大学生にたくさん本を読んでほしい」という願いから1976年に誕生。約3000点の新潮文庫から選ばれた100作品が「シビレル本」「愛する本」などのテーマで紹介されている。50周年を迎える2026年は、新たな企画が続々と展開されている。
企画の1つとして、新潮文庫の新キャラクター「ヨムム」が登場。本の世界をめぐる不思議な旅人であり、「おとも」の太陽と雲は、あるときは明かり、あるときは日除けとなってヨムムの読書を助けてくれるという。同フェアでは対象書名を1冊購入すると、喜怒哀楽さまざまな表情を浮かべる「ヨムム」のしおりが全4種のうち1点プレゼントされる。

新潮文庫と「マウントレーニア」のコラボレーションも決定し、「ほんとのひとやすみ」をコンセプトにした読書体験イベント『本パ』を全国の書店で開催。音楽ライブ、文豪そっくりDJの登場、謎解きイベント、怪談など、各書店の個性を生かした催しが予定されている。
7月6日(月)週からは、限定コラボパッケージのマウントレーニアが発売。同フェアよりサン=テグジュペリ著、河野万里子訳の『星の王子さま』、谷川俊太郎『ひとり暮らし』、 町田そのこ『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』の3作品から抜粋された「ひとやすみ名文」が掲載される。さらに特設サイトでは、五条紀夫、杉井光、駄犬による書き下ろし短編が公開されるほか、オリジナルブックカバーとしおりがプレゼントされる企画も用意されている。

6月24日には、小川哲『君が手にするはずだった黄金について』、町田そのこ『あなたはここにいなくとも』、宮島未奈『成瀬は信じた道をいく』に加え、伊坂幸太郎ら7名の作家が「夏」をテーマに書き下ろしたアンソロジー『プレゼント』といった新刊が発売された。
毎年恒例となっているプレミアムカバーは8種類となり、50周年ならではのデザインと、作品に合わせたこだわりのカラーが採用された。また、アルトゥール・ショーペンハウアー『幸福について―人生論―』など、3作の名作が新装版として刊行されている。

書店店頭では、同フェアの小冊子を配布中。加えて、「本を読みたいけれど、何を読めばいいの? どう読めばいいの?」という声を受け、『0冊目の本』が誕生した。同作には瀬尾まいこの書き下ろし短編小説『今、ぼくの70ページ』を収録。電子書籍版は各電子書店にて無料でダウンロード可能だ。
2026年『2026年新潮文庫の100冊』フェア
<企画内容>
【1】新キャラクター「ヨムム」登場!
【2】「新潮文庫」×「マウントレーニア」コラボ決定! 全国本屋パーティー「本パ」開催!
7月6日(月)週より「マウントレーニア~新潮文庫の100冊コラボ 小説パッケージ~」発売(試し読みあり)
●サン=テグジュペリ著、河野万里子訳『星の王子さま』
● 谷川俊太郎『ひとり暮らし』
● 町田そのこ『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』
【3】小川哲、町田そのこ、宮島未奈、50周年記念アンソロジー。豪華新刊ラインナップ!
1. 小川哲『君が手にするはずだった黄金について』
2. 町田そのこ『あなたはここにいなくとも』
3. 宮島未奈『成瀬は信じた道をいく』
4. 伊坂幸太郎、江國香織、恩田陸、梨木香歩、町田そのこ、宮部みゆき、米澤穂信『プレゼント』

【4】毎年大好評のプレミアムカバー、今年は葡萄マーク入り!
●夏目漱石『こころ』
●太宰治『人間失格』
●宮沢賢治『新編 銀河鉄道の夜』
●ガブリエル・ガルシア=マルケス/著 、鼓直/訳『百年の孤独』
●星新一『ボッコちゃん』
●川端康成『雪国』
●『バナナフィッシュにうってつけの日 〈ナイン・ストーリーズ〉』J・D・サリンジャー/著 、野崎孝/訳
●『悲しみよ こんにちは』フランソワーズ・サガン/著 、河野万里子/訳
【5】『幸福について』『人生論ノート』『智恵子抄』不朽の名作が新装版に!
1. アルトゥール・ショーペンハウアー著 橋本文夫訳『幸福について―人生論―』
2. 三木清『人生論ノート』
3. 高村光太郎『智恵子抄』

【6】必ずもらえるしおりは全4種! どの顔のヨムムにしよう!?
【7】フェア小冊子も出来ました! そして『0冊目の本』が新登場!
●瀬尾まいこ『0冊目の本』
※書店店頭での配布・販売はありません。
※ご好評につき予定配布分は終了しました。
※電子書籍版は各電子書店にて無料でダウンロードが可能です。