ゴセキカクの舞台『マクガフィンを待ちながら』が6月30日(火)から7月5日(日)まで、東京・中野の水性で上演される。
俳優の後関貴大が作/ 演出を行うソロユニットである、ゴセキカク。誰しもの記憶の中にある、弱さ、ダサさ、痛々しさをありのまま切り取り、その中で藻掻き生きる人間の姿を描き、後関自身が出演したいと思えるような作品を制作している。
同公演は、クローン技術が一般化した世界を舞台にした日常系SF会話劇。亡くなった祖母のクローンを名乗る人物の登場をきっかけに、家族の記憶と選択を巡る会話が展開される。「 替えがきかないと思っていたものに替えがきいてしまったとき、人はどうするのか」という感覚を起点に、変化していく世界の中で、人は何を「 同じ」とみなし、 何を「 違う」と 感じるのかという曖昧な境界にある感情を、日常の会話の中から掬い上げることを試みた作品となっている。
出演者には小練ネコ、冨岡英香(マチルダアパルトマン)、佐瀬恭代、奥泉、岡本セキユが名を連ねている。
初めましての方は初めまして。
お久しぶりの方はお久しぶりです。どうも、ゴセキカクの後関です。かけがえのないもの、多分人それぞれ何かしらあるはずです。
自分にとって大切な人、もの、時間、場所、etc… 、代わりなんてきかないって思ってます。少なくとも僕は。
もしもそれが無くなってしまったら?
きっと世界は変わらずに回っていくし、周りの人も、そして自分自身も、その世界に順応していく気がします、
徐々にではあるけど。
それはある意味とても健全なことですが、やっぱり寂しさも感じます。無くなってしまった大切なもの。
それを僕は無視できなくて、この作品を書きました。きっとこの先、色々な変化があると思います。
僕らを取り巻く生活は、きっとグルグルと回って変わっていく。
そんな気がします。
そこに僕らは順応してしまうのか、はたまた取り残されてしまうのか。
どっちなんでしょうね。ここまでもしかしたら本編とは関係がないかもしれないですが、
作・演出:後関貴大
そんなことを考えながら作っています。
どうぞ、よろしくお願いします。

ゴセキカク Vol.3『マクガフィンを待ちながら』

作・演出:後関貴大
出演:小練 ネコ、冨岡英香(マチルダアパルトマン)、佐瀬恭代、奥泉、岡本セキユ
日程: 2026年6月30日(火)~7月5日(日)全 8st
6/30 19:30
7/1 19:30
7/2 19:30
7/3 19:30
7/4 14:00 /18:00
7/5 14:00 /17:30
会場:水性 (中野)
チケット:一般:3,500 円 U-30:3,000 円
ストーリー
クローン技術が当たり前になった世界。
私のおばあちゃんは、クローンを残さないまま亡くなった。
疎遠だった祖母を亡くした美生は、祖母の自宅でもあったカフェへ遺品整理に訪れる。
朧げな祖母との思い出を辿っていると、思いがけぬ来客があった。
それは、祖母のクローンを名乗る謎の女。
祖母はクローンを作っていなかったはずなのに。
かけがえのないものってなんだろう。
今でもない、ここでもないどこかで行われる、すこしフシギな日常会話劇。