東京・墨田区菊川のミニシアター「Stranger」で、グレタ・ガーウィグ特集が8⽉23⽇(⾦)から9⽉12⽇(⽊)まで上映される。
2023年に公開された監督作『バービー』が、女性監督が手掛けた単独作品としては史上最高の興行収入を樹立するなど、大きな注目を集めているグレタ・ガーウィグ。今回の特集で上映されるのは、彼女が主演を務め、2000年代アメリカのインディペンデント映画界を席巻したムーブメント「マンブルコア」を代表する『ハンナだけど、生きていく!』『BAGHEAD/バッグヘッド』『ナイツ&ウィークエンズ』の3作品。
ジョー・スワンバーグが監督を務めた『ハンナだけど、生きていく!』は、仕事を辞めた恋人との関係や将来に不安を感じ、彼と別れて新たに同僚と付き合い始める、マンブルコアを代表する⻘春ガーリームービー。スタッフ&キャストが共同生活し、脚本は用いず即興演技によって作り上げられた。
『BAGHEAD/バッグヘッド』は、マンブルコアを代表する監督であるジェイとマークのデュプラス兄弟の⻑編監督第2作。売れない俳優が映画を撮ろうと仲間に呼びかけ山小屋にこもるが、奇妙な現象が次々と起こり始め、ラストに予想外の展開が待ち受ける。
『ナイツ&ウィークエンズ』は、グレタ・ガーウィグがジョー・スワンバーグと共同で監督 / 脚本 / 製作 / 主演した初⻑編監督作。遠距離恋愛後に別れた2人が再会する模様を描く。
なお、『BAGHEAD/バッグヘッド』と『ナイツ&ウィークエンズ』が日本で公開されるのは初めてとなる。
上映されるStrangerは、2022年9月にオープンした東京東エリア唯一のミニシアター。49席の劇場と15席程度のカフェが一体化した映画館となっている。
JAIHO Collaborations グレタ・ガーウィグ特集
『ハンナだけど、生きていく!』
Hannah Takes the Stairs/2007年/アメリカ/83分
監督:ジョー・スワンバーグ
出演:グレタ・ガーウィグ、ケント・オズボーン、マーク・デュプラス、アンドリュー・バジャルスキー、ライ・ルッソ=ヤング
『BAGHEAD/バッグヘッド』
Baghead/2008年/アメリカ/79分
監督:ジェイ・デュプラス、マーク・デュプラス
出演:グレタ・ガーウィグ、スティーヴ・ジシス、ロス・パートリッジ
『ナイツ&ウィークエンズ』
Nights and Weekends/2008年/アメリカ/79分
監督:グレタ・ガーウィグ、ジョー・スワンバーグ
出演:グレタ・ガーウィグ、ジョー・スワンバーグ、ジェイ・デュプラス、ケント・オズボーン、リン・シェルトン、アリソン・バグノール
8/23(金)〜9/12(木)※上映の詳細(各作品上映回数)については調整中
上映場所:Stranger
〒130-0024 東京都墨田区菊川3丁目7-1 1F
料金:均一1500円
※各種サービスデーや他の割引サービス不可となります。あらかじめご了承ください。