映画『THE IRON CLAW』が4月5日(金)に日本公開されることが決定し、邦題が『アイアンクロー』となった。
『ミッドサマー』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』などを手掛けたスタジオA24が制作 / 北米配給を務めた同作。題名はアメリカのプロレスラー、フリッツ・フォン・エリックの得意技、「アイアンクロー(鉄の爪)」から採られている。
日本でも1960年代から70年代にかけてジャイアント馬場やアントニオ猪木と激闘を繰り広げ、元AWA(American Wrestling Association)世界ヘビー級王者であるフリッツ。彼の長男としてプロレスラーの道を歩んだケビンの視点から、兄弟の相次ぐ悲劇により「呪われた一家」と呼ばれるようになったフォン・エリック家の実話と、ケビンがたどった数奇な運命を描いている。
ケビン役は12月11日(月)にハリウッド殿堂入りを果たしたザック・エフロンが演じる。また、ケビンの弟であるデビッド役をハリス・ディキンソン、ケリー役をジェレミー・アレン・ホワイトが務める。
その他出演者には、ホルト・マッキャラニーとリリー・ジェームズらが名を連ねているほか、アメリカのプロレス団体AEW(All Elite Wrestling)の現役王者であるマクスウェル・ジェイコブ・フリードマンと、元WWE王者のチャボ・ゲレロ・ジュニアがレスラー役で出演している。監督 / 脚本はカナダ出身で、子どもの頃からのプロレスファンであるショーン・ダーキン。
なお、同作は、2023年の『ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞』で、『バービー』『オッペンハイマー』『君たちはどう生きるか』などとともに作品賞トップ10に選出された。
『アイアンクロー』
監督・脚本:ショーン・ダーキン
出演:ザック・エフロン、ジェレミー・アレン・ホワイト、ハリス・ディキンソン、モーラ・ティアニー、スタンリー・シモンズ、ホルト・マッキャラニー、リリー・ジェームズほか
2023年/アメリカ/英語/130分/カラー・モノクロ/ビスタ/原題:THE IRON CLAW/字幕翻訳:稲田嵯裕里/G
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提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ 公式サイト:ironclaw.jp