香取慎吾主演の舞台『テラヤマ・キャバレー』が、2024年2月9日(金)から29日(木)まで東京・日比谷の日生劇場で、3月5日(火)から10日(日)まで大阪・梅田芸術劇場で上演される。
同作は、寺山修司が亡くなる前夜から始まり、寺山の前に現れた「死」という人物と取り引きを行って、寺山にとって最後となる作品を劇団員たちと命がけで作り上げていくというストーリー。”あしたのジョー”のほか、寺山修司による作詞の楽曲も数多く交えた生演奏のオリジナル音楽劇となっている。
脚本を担当したのは、ゆうめいの池田亮。演出はデヴィッド・ルヴォーが務める。出演者には寺山修司役初挑戦となる香取慎吾のほか、成河、伊礼彼方、村川絵梨、平間壮一、凪七瑠海らが名を連ねている。
【デヴィッド・ルヴォーのコメント】
「どんな鳥だって想像力より高く飛ぶことはできないだろう」- 寺山修司
この作品は、寺山を「再現」することが目的ではありません。それは誰であれ、不可能な事だと思います。イギリスの演出家なら尚のこと、無理でしょう。寺山修司は社会的、または身体的な「のけ者たち」を作品の中心に据えていました。そんな彼は、今の世界をどう思うだろうか?彼の眩しいほどの想像力の灯火は、嵐のような現代において、どれほど奇妙で、滑稽で、とんでもない美しさを我々に見せてくれるのだろうか?このプロジェクトが提案された時、自分にはやらないという選択肢はありませんでした。
【香取慎吾のコメント】
死を迎える寺山修司を演じます。
デヴィッド・ルヴォーさんが奏でる寺山修司に、僕の今をぶつけます。
熱いキャバレーになりそうです。
心燃やして参加します。