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NEWS EVENT SPECIAL SERIES

子どもと共にニュージーランドへ。編集者の柿本真希は留学先で暮らしの豊かさに触れた

2024.8.9

#BOOK

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

3月28日は、編集者でライターの柿本真希さんが登場。編集者になった経緯やニュージーランドへの母子留学のお話、柿本さんが制作されている女性の決断にフォーカスした本についてお伺いしました。

全ジャンルを読んでいた、大好きな雑誌の世界で2年間の編集アシスタント

Celeina(MC):まずはプロフィールをご紹介します。柿本真希さんは、さまざまな媒体やカタログにて編集、執筆、連載、インタビューを担当。2012年から2年半ニュージーランドへ母子留学し、2014年の秋に帰国してからは、エディター、ライターに加え、ディレクション、キャスティングなど多岐にわたって活躍中です。昨日、番組に出演してくださった高島さんは、柿本さんのことを「しなやかな人」とおっしゃっていました。

柿本:番組が始まる直前に、高島さんから「なんて表現したらいいか分からない」とLINEがきていました。「楽しみにしています」とふざけて伝えたら、すごくベタ褒めしていただいて(笑)、優しい方だなと思いました。

Celeina:まず、柿本さんが編集を始めたきっかけを教えてください。

柿本:大学3年生の時、就職活動を始める前に、アルバイトとしてライターと編集のアシスタント募集に応募しました。面接に呼んでいただいて、そこからアシスタントに就かせていただきまして、大学卒業と同時に、独り立ちしました。

奥浜(MC):大学卒業して、すぐに独り立ちを?

柿本:はい。2年アシスタントをした後に独立して、そのまま今に至ります。

Celeina:幼い頃から、雑誌を読むことはお好きだったんですか?

柿本:高校や大学時代は、全ジャンルの雑誌を読んでいました。男性向け雑誌やカルチャー誌、ギャル誌、ストリート誌、音楽誌も。あまりジャンルを決めないで、雑多に読むことが好きでした。

奥浜:他の媒体に比べて、雑誌はこれを紹介したいという熱が濃く詰まっている感じがします。

柿本:そうですね。特に昔は雑誌に熱がある時代だったので、たくさん発行されていました。

Celeina:編集者の業界は上下関係が厳しいという話を聞いたことがありますが、いかがでしたか?

柿本:昔はかなりそうだったと思います。私がアシスタントをしていた時、現場では映画の『プラダを着た悪魔』に出てくるような上司と部下の関係性が普通でした。

奥浜:上司に出すコーヒーは熱々じゃないといけないみたいな。

柿本:はい。でも、それはスタイリストでもカメラマンでも、アシスタントという立場は全員そうでした。もしかしたら今では問題になるかもしれませんが、当時はそこに対して疑問を持つこともありませんでした。むしろ、あの時に厳しくしていただいてありがたいなと思っています。

Celeina:師匠につくお弟子さんみたいな関係性だったんですね。

奥浜:師匠の好みを把握することは、一緒に仕事する相手の希望を理解して、導くことに繋がると思うので、大事なプロセスかもしれないですね。

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