主演映画『男ともだち』が公開を控え、Netflixのドラマ『ダウンタイム』でも主人公の沼田文を演じている松岡茉優。
『ダウンタイム』は、Netflixのランキング・日本の週間TOP10で2週連続1位を獲得。また、週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)でも2位にランクインするなど、大きな話題となっている。
同作の中で、どこか冷めた雰囲気をまといながらも、まっとうな倫理観で生きる天才形成外科医を演じている松岡の魅力について、過去作から振り返りたい。
※本記事にはドラマの内容に関する記述が含まれます。あらかじめご了承下さい。
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『桐島、部活やめるってよ』『あまちゃん』で一躍話題に
筆者が初めて松岡茉優を意識したのは、映画『桐島、部活やめるってよ』(2012年)だった。彼女が演じたのは、ある高校のクラスの中で、目立つ女子4人グループのひとりである野崎沙奈。圧倒的な美人の飯田梨紗(山本美月)や、実はグループに所属しながらも、どこか所在なさげな東原かすみ(橋本愛)、生真面目な宮部実果(清水くるみ)とは違い、どこか器用で要領が良く、たぶん男子の中では最もスクールカースト的にトップにいる菊池宏樹(東出昌大)とつきあっているのに、それでもどこかコンプレックスもあるのか人を見下すような部分のある沙奈という役がけっこう怖かった。それで演じている松岡茉優のことが気になったのである。
朝ドラ『あまちゃん』(2013年)でもヒロインが所属するアイドルグループのリーダーを演じていた。このときは、そこまで注目していなかったのは、この役が、割とまっすぐな性格の役だったからだろうか。また、映画『ちはやふる』『蜜蜂と遠雷』の演技でも、注目を集めた。