映画『会いたくて会えなくて、会えなくなって、会いたい。』が、11月27日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国順次公開される。
同作の監督・脚本を担当するのは、濱田真和。これまでに映画『鬼の花嫁』の脚本や、ショートドラマ『〇〇なふたり』の演出、舞台『雷に7回撃たれても』の企画・脚本・演出などを担当し、同作が初の長編監督作品となる。主演を務めるのは、連続テレビ小説『梅ちゃん先生』や『ちはやふる』シリーズ、Netflix『ガス人間』などに出演している野村周平。ヒロインは、BiSHの解散後、俳優やアーティストとして活動し、映画『氷血』や『ソウルメイト』などに出演しているセントチヒロ・チッチが演じる。
完全オリジナル脚本となる同作は、「年末年始で葬式ができず、遺体と過ごす数日間」「親友の死をきっかけに元カノと再会する」「余命わずかな人物の家族を捜しにいく」といった、濱田監督自身がこれまでの人生で体験した数奇な実体験をもとに再構築したヒューマンロードムービー。野村演じる主人公の川久保恒は、不条理な現実に打ちのめされたことで脚本家の仕事を辞めてしまう。自堕落な生活を続けていたとある年末、セントチヒロ・チッチ演じる過去に交際していた日浦瑞穂から突然の電話を受け、親友の祐輔の訃報を知らされる。それを機に祐輔が暮らしていた「名前を亡くした町」を訪れることから物語が展開していく。
登場人物たちが別れや再会、新たな出会いを体験する姿を通じ、観た人が会いたかった人、会うべき人、さらに見失っていた自分自身に出会い直す同作。死生観とユーモアを内包しつつ、映画タイトルに込められた祈りのような「小さな人間讃歌」が描かれる作品となっている。
公開情報とあわせて、ティザービジュアル、川久保と瑞穂の姿が切り取られた場面写真2点、キャストと監督からのコメントも公開された。なお、祐輔や物語のキーマンとなる旅先で出会う少年を演じるキャスト、主題歌などの情報も順次発表予定だ。
野村周平 コメント
このたび「会いたくて会えなくて、会えなくなって、会いたい。」に川久保恒役で出演させていただきます、野村周平です。
短期間の撮影期間ではありましたが、最高のスタッフの皆さんと、あたたかい雰囲気の中で一丸となって作品を作り上げることができました。冬の地方ロケは大変なこともありましたが、皆さんに支えていただきながら無事に乗り切ることができました。
心温まる、最高のロードムービーになっています。ぜひ劇場でご覧いただけたら嬉しいです。
セントチヒロ・チッチ コメント
人間は会わない時間の中でも誰かを想ったり忘れていたはずの記憶に心が揺らぐ生き物で、そこがまた好きなのです。
今回濱田監督の初長編映画に参加させていただいたことを嬉しく思います。
瑞穂として、止まっていた時間をもう一度辿っていく中で懐かしさだけではない、うまく名前のつかない感情をひとつひとつ拾っていった旅でした。
少し可笑しくて寂しいのにたゆたう愛情。この映画を見たひとの旅の先に何が残るのか、私自身も楽しみにしています。
監督・脚本:濱田真和 コメント
はじめまして。濱田真和と申します。本作は『死んだ人には会えるのに、生きている人にはなかなか会えない』という矛盾や後悔を抱えた人々や、それでも『会いたい』と願ってしまう人々を描いた物語です。すごく個人的な、祈りのような物語を、プロデューサーの松本さんが信じてくれて、はじめましてなのに会う前からずっと頼もしい野村周平さんと、二度目の共闘で尊敬・信頼しているチッチさんと、本当に素敵なキャストスタッフの皆様に支えられて、“今を生きるすべて人たちの物語”に成りました。不可思議で、痛くて、愛らしいロードムービーです。ただただ、沢山の方に届くように。観終わった後、大切な人が頭に浮かんで、生きていくための小さな推進力になるように。世界が救われる、小さなきっかけとなるように。僕たちが憧れ、救われた映画のように。そう願っています。
この場を借りて、これまで支えてくださったすべての人に感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。11月27日、全国順次公開。一緒に旅しましょう!よろしくお願いいたします。
映画『会いたくて会えなくて、会えなくなって、会いたい。』

11月27日(金)新宿ピカデリーほか全国順次公開
◆監督・脚本:濱田真和 ※初の長編監督作品
◆主演:野村周平、セントチヒロ・チッチ
◆ジャンル:ヒューマンロードムービー
◆尺:114分
◆プロデューサー:松本光司、川村亮介、岸賢俊、渡久地翔
◆制作プロダクション:fil and. ドーンエンターテインメント
◆配給:日活
◆製作:Project DAWN、MABU
【STORY】
不条理に耐えられず仕事を辞め、やり場のない怒りを抱えた脚本家・川久保 恒。とある年末、元カノの瑞穂から突然の電話が入る。疎遠になっていた親友・祐輔が急死したという内容だった。
川久保と瑞穂は【名前を亡くした町】を訪れ、祐輔の遺体と対面する。しかし年末年始で火葬ができず、川久保と瑞穂は年始の1月4日まで祐輔の遺体と過ごすことに……。
そこで川久保と瑞穂は、祐輔を慕っていた不登校の中学生・広瀬と出会う。広瀬から「祐輔は捨てられた母親に会いたがっていた」という知られざる想いを訊いた川久保と瑞穂は、祐輔の母親捜しの旅に出る。
広瀬と、祐輔の遺体も連れて――。
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