メインコンテンツまでスキップ
NEWS EVENT SPECIAL SERIES

YOGEE NEW WAVESが語る、脱退・休止・再始動。初期衝動とともに漕ぎ出す新たな航海

2026.5.14

『YOGEE NEW WAVES presents “Dreamin’ Night 2026″』

#PR #MUSIC

「“休んでいいんだよ”っていうインスピレーションを与える方が、バンドとしては正解だと思った」(角舘)

ー2021年にSuchmosが活動休止をしたり、2022年からD.A.N.がライブ活動を休止したり、近しいバンドもそれぞれの状況があったじゃないですか。そういう周りのバンドのことを見た上で、自分たちのことを考える部分もありましたか?

角舘:いいインスピレーションをバンドが発信できない状態で、バッドなものを出し続けるのはマジで意味ねえなとは思ってました。当時のヨギーの状態でアルバムを作っても、バッドで救いようのないものができるのは明白だったから、1回ちょっと頭冷やすかっていうのはシンプルにありました。

だから他のバンドがどうこうっていうよりは、自分たちがそういうタイミングだったとは思う。他のバンドのやつとも連絡は取り合ってたから、周りでも休止とかそういうことが起きるんだっていうのは感じてたし、じゃあ自分たちのバンドがいいインスピレーションを外に出していくためにはどうしたらいいんだろうって考えて。

それまでメンバー同士で喧嘩した時期もあったから、これをこのまま続けても、自分たちに後続してくれてる人とか、俺たちの音楽から日々の彩りを作ってる人に対して申し訳ないっていうか、ちょっと違うなと思ってきて、「これは止めるべきだな」って。

竹村:同世代はみんな同じなんじゃないかと思いますけどね。話してみると、みんな苦悩してるし、みんなしんどいなって思う部分がある。だから活動を止める人が多いし、逆にそのまま続けてる人は相当な覚悟でやってると思うんですけど。

角舘:そうだね。

竹村:でも活動休止するにしろしないにしろ、もう1回音楽の良さみたいなものを自分の中で再確認してる人はやっぱり強いし、そういう状況は絶対みんなくぐってると思いますね。で、ここ数年はそういうことがみんなに重なってたなとは思う。

ー昔は活動を止めることに対してマイナスなイメージが強かったと思うんですよね。「お休みしちゃったら、もう戻って来られないんじゃないか」って。でも今はもっとフラットに、「休むのも必要だし、そこからまた始めればいいよね」という感覚になっていて、そこは大きく変わったところだなって。

角舘:それはめっちゃいいと思ってます。人に元気を与えたり、インスピレーションを与えてる人たちが、わけわかんなくなりながら音楽をやってんのとか、なんか違くない? って思ってて。

ーそれを隠して活動しようとしても、絶対バレちゃうしね。

角舘:そうそう、嘘ついてるのって一瞬でわかるじゃないですか。だったらむしろ「休んでいいんだよ」っていうインスピレーションを与える方が、バンドとしては正解だと思った。ちょっと禅的な考え方だけど、死ぬってことは生きることの一部じゃないですか? 死を生の反対に置いて、陰と陽にしがちだけど、生きるってことは死ぬこととセットで……つまり、「休む」ってことも活動の一つだっていう。

竹村:休符ってことだよね。休符も演奏してるから。

角舘:そう、マジでその通り。

RECOMMEND

NiEW’S PLAYLIST

編集部がオススメする音楽を随時更新中🆕

時代の機微に反応し、新しい選択肢を提示してくれるアーティストを紹介するプレイリスト「NiEW Best Music」。

有名無名やジャンル、国境を問わず、NiEW編集部がオススメする音楽を随時更新しています。

EVENTS