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つらくても、立ち上がり続けてきた。新津由衣が石崎光と振り返る『傑作』までの物語

2024.4.12

新津由衣『傑作』

#PR #MUSIC

自分が変わっていることにようやく気がついた新津由衣。「本当にぶっ飛んだ人がそこにいて(笑)」

―2曲目は一転して、ディズニー映画のサントラのように華やかな“DanDunByaaan!”。

石崎:ディズニーって譜面上の音符が美しいんです。アレンジも素晴らしくよくできてますけど、なんで毎回あんな主題歌を作れるのかって、作曲の底力みたいなところを僕はすごい感じて。普通の曲ではない音符感というか、普通はキーがCだったら白鍵だけを使うんだけど、ミのフラットが入ってるとか、そういう「ちょっと変わった音域に行ってみることを、もうちょっと追求してみたらどう?」みたいな話をよくしてました。

新津:どうしても手癖で自分の思う素敵なコードにしちゃうから、今回全体的に「コードを触らない」っていうのを頑張ってたんですよ。自分がその物語の主人公になったような妄想をぐいっと広げて、この曲の場合はセサミストリートの中で踊るとしたらっていうのを考えて、出てきたメロディをボイスメモで録って。

―歌詞には<ライフワークは音楽家 っていうよりも妄想家だね>ともあります。

新津:そっちがアイデンティティなのかもしれないなっていうのは自覚しながらやってました。自分のファンクラブ用に、iPadを遠くに置いて、自分が作曲する姿を2時間くらい映してみたんです。それを3分ぐらいの動画にして、ファンクラブにお見せしてたんですけど、その2時間の間で本当にぶっ飛んだ人がそこにいて(笑)。

石崎:自分が無茶苦茶だっていうことをちゃんと理解してなかったんですよね。本当は無茶苦茶なのに、外と接するときは「よろしくお願いします」みたいな感じなのが……腹立つっていうか(笑)。「いやもっと無茶苦茶じゃん。それが面白いのになんでこうやって丸めちゃうの?」みたいなことが全ての根源ではあった気がする。

新津:iPadに隠し撮りされて、本当にびっくりしたんですよね。こんな変な人なんだって(笑)。

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