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松山ケンイチはなぜ変わったのか。人生を見直した先に、オルタナティブな俳優道があった

2023.6.21

#MOVIE

自身の畑仕事の課題から生まれた、アップサイクルブランド「momiji」

―畑仕事をやるなかで生まれた課題が、アップサイクルプロジェクトの「momiji」につながっていったそうですが、これはどんな経緯で始めたのでしょうか?

松山:畑で作業をしていると、ときどきシカとかイノシシが出るので、地元の人たちは、その肉をみんなで食べたりとか、レストランに卸したりもしているんですけど、皮は活用できていないんです。それはもったいないと思って、詳しい人たちに話を聞いたり調べていくなかで、いろいろつくりはじめたのがきっかけです。

衣装:ニットブルゾン49,500円(グランサッソ)、パンツ132,000円(リアボバーグ / ともにエスディーアイ)、モミジ アーティストTシャツwith のここ\22,000(momiji / オーロラ)、他私物

松山:調べれば調べるほど、知らなかったことがいっぱいあって。シカとかイノシシって、年間60万トンぐらい獲られているんですけど、そういうこともこれまで全然知らなかった。ちゃんと向き合わないと、見えてこないことだと思うんです。それで、そういうことを含め表現していきたいと思ってmomijiを立ち上げて、最初は獣皮でジャケットをつくったり、小物をつくったりしました。

―今日着ているTシャツもmomijiなんですよね?

松山:そうなんです。最初は、革製品をつくっていったんですけど、いまゴミとして捨てられているものって、皮だけじゃないんですよね。だから今回のTシャツは、リサイクル素材でつくっています。今回は、リサイクルの素材を使いながら、全国のアーティストの方々と一緒にものづくりをやっています。

―松山さんにとってmomijiは副業というわけではなく、関心や興味をさまざまな人々と一緒に実践、体験するための「場所」のようですね。今後も二拠点生活は続ける予定ですか?

松山:そこは、子どもの成長に合わせて考えたいと思っています。基本的には、どこにいても仕事ができるっていうのは、この数年間でわかったので。あとは家族で話し合って、そのタイミングごとに決めればいいのかなと思っています。

―役者としての今後は、どうなっていきそうですか?

松山:柄本明さんみたいに、その人がいれば成立する俳優になれたらいいなと思っています。だからこそ、そこで得たものをうまく俳優活動のほうに還元できるような生き方をしたいなと思っています。

『大名倒産』

2023年6月23日(金)全国公開
原作 :浅田次郎「大名倒産」(文春文庫刊)
主演 :神木隆之介
出演 :杉咲花 松山ケンイチ
小日向文世 / 小手伸也 桜田通 / 宮﨑あおい
キムラ緑子 梶原善 / 勝村政信 石橋蓮司
髙田延彦 藤間爽子 カトウシンスケ 秋谷郁甫 ヒコロヒー
浅野忠信 / 佐藤浩市
監督 :前田哲
脚本 :丑尾健太郎、稲葉一広
音楽 :大友良英
主題歌 :GReeeeN「WONDERFUL」(ユニバーサル ミュージック)
プロデューサー:石塚慶生、西麻美
製作 :『大名倒産』製作委員会
配給 :松竹

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