加藤拓也が作 / 演出を手がける舞台『移民』が、2027年1月に東京芸術劇場のシアターイーストにて上演される。
同作は演出家の加藤によるオリジナル作品をもとに、大阪・梅田芸術劇場とイギリス・チャリングクロス劇場が日英共同で演劇作品を上演するプロジェクトの第2弾として開発。2024年に『One Small Step』としてロンドンで上演された。同公演は日本版として新たに脚色し、タイトルを『移民』に改めて上演する凱旋公演となる。
物語の背景は、人類が他の星へ移り住もうとしている現実。生命の誕生という人智を超えた領域に直面した1組の夫婦の私的な会話や、正しさや役割によるすれ違いが台詞劇で描かれる。出演者には2021年以来の舞台出演となる岡田将生と、NHK連続テレビ小説『虎に翼』に出演した土居志央梨が決定。2人は同ドラマ以来の共演を果たす。
あわせて、加藤、岡田、土居からのコメントも公開された。
作 / 演出 加藤拓也 コメント
人類が他の星へ移り住もうとしている。そんな現実を背景にしながら、この物語が見つめているのは、ある一組の夫婦のごく私的な会話です。他の星に都市を築き、人類を繁栄させようとする壮大な計画の中で、一組の夫婦が、正しさや役割によってお互いの道を塞ぎ合っている。私的な対話と壮大な計画のすれ違いは、新しい世界を築こうとする手と、目の前のひとりの声を聞こうとする手の違いなのかもしれません。劇場でお待ちしています。
岡田将生 コメント
最後に舞台に立ったのはもう何年も前の話で随分と時間が経ってしまいました。今回、また舞台の機会を頂き加藤さんには感謝しています。なんだか台本を読ませて頂いてから心も体も緊張状態なんですが、加藤さんについていこうと思います。密室で夫婦のリアリティを維持したまま物語が展開する様は、さぞや覗いている感覚に陥ると思われます。このカンパニーでの稽古時間を大切に、積み上げたものを皆様に届けられるよう頑張りたいと思います。さぁ、頑張ろう自分。
土居志央梨 コメント
加藤さん、岡田さんとのクリエーションが今からとても楽しみです。壮大な世界の中で、些細で個人的な感情が細かく渦巻いている様子を丁寧に演じられたらと思っています。その先に何が見えてくるのか‥。今は正直想像もつかないですが、この物語の2人と同じように、未知の領域を一歩一歩踏みしめる気持ちで稽古、本番期間を過ごせればと思っています。
舞台『移民』

■公演日程:2027年1月東京・東京芸術劇場シアターイースト
■作・演出:加藤拓也
■出演:岡田将生 土居志央梨
■企画・制作・主催:梅田芸術劇場
■共催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)