7月31日(金)より全国公開される映画『怪速急行■■行き』の、日本版の本ポスタービジュアルと予告編が公開された。
同作は、韓国での公開初日に韓国映画のボックスオフィスナンバー1を獲得したミステリーホラー。『第29回釜山国際映画祭』のミッドナイトパッション部門にも正式出品されている。韓国で約1200万人を動員した『破墓/パミョ』の制作陣がその才能を見出したというタク・セウンが監督を務めた。
物語の主人公は、再生数に悩むホラー系動画クリエイターのダギョン。起死回生を賭け、国内で最も行方不明者が出ると噂される地下鉄「光臨駅」の都市伝説を動画配信サイトに公開したところ、一夜にして「万バズ」を記録する。さらなる再生数を求めた彼女は、「人が消える」駅の真相を探るべく戻れない闇へと足を踏み入れていく。「駅」という慣れ親しんだ空間を舞台に、電車や自動販売機、吊革など、見慣れたはずの日常風景が不気味に変化していく様が描かれる。
主人公のダギョン役は、『優しい女 プ・セミ』『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』などに出演し、同作が長編映画デビューとなる若手俳優のチュ・ヒョニョンが担当。ダギョンに駅の奇妙な噂を語る駅長役を『涙の女王』などのチョン・ベスが務める。ダギョンが所属するコンテンツ製作会社のプロデューサーであるウジン役は、Golden Childとしてデビュー後、『スピリット・フィンガーズ』『A-TEEN シーズン2』など演技の面でも活動の幅を広げているチェ・ボミンが演じる。
今回公開された日本版の本ポスタービジュアルには、地下鉄の車内でスマートフォンを見つめるダギョンの隣に色とりどりの花に浸食された女性が座り、窓の外からは無数の手が迫りくる様子が収められている。その頭上には、不可解な展開を予感させる「増殖した欲望が、日常を歪ませた」というコピーが添えられた。

あわせて公開された本予告映像では、光臨駅の真相に迫ろうとするダギョンが次第に欲望の渦に蝕まれていく姿を確認できる。そのほか、線路に引きずり込まれる男性、何者かに追われる女性、停電した無人の電車内をさまよう人影など、駅に隠された本性の断片が映し出されている。
同作において地下鉄は、単なる移動手段ではなく他者と隔絶された空間として描かれる。タク・セウン監督は「毎日、何百万人もの人々が地下鉄を利用しています。しかし、人々はスマホを見ていたり、イヤホンをしていたり、寝ていたり、誰もお互いの顔を見ていません。この断絶した視線の間に化け物がいたらどうなるのか? それがこの映画の始まりです」とコメント。続けて「私たちはすべてに見慣れてしまっていて、結局何も見えていません。『怪速急行■■行き』は、慣れ親しんだものが奇妙なものになる瞬間の恐怖を見せたかったのです」と語っている。
映画『怪速急行■■行き』
2026年7月31日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
出演:チュ・ヒョニョン チョン・ベス チェ・ボミン 監督:タク・セウン
2025年/韓国/95分/スコープ(シネスコ)/5.1ch/日本語字幕:福留友子/原題:괴기열차/G
配給 : ショウゲート
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