劇団スポーツの舞台『逆VUCAより愛をこめて』が1月31日(金)から2月2日(日)まで、東京・下北沢の駅前劇場で上演される。
2016年に旗揚げされた、劇団スポーツ。劇団名は、俳優が脚本の向こうに飛び越えて遊ぶことを「スポーツ」としたことに由来している。「分かっちゃいるけどやめられない」をモットーに、目の前の楽しみを優先してしまう人間の弱さや愛らしさを、おかしみを持って描く作風を特徴としている。
同公演は、自分の将来がくっきりと見えてしまった男が、もがきながらも前に進んでいく姿を描く、未来予知コメディ。公演タイトルにある「VUCA」とは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取った言葉で、不確実で変化の激しい現代の状況を表すために使われる概念となっている。
脚本 / 演出を務めるのは、内田倭史と田島実紘。出演者には内田と田島のほか、竹内蓮、神山慎太郎(ガガ)、中村亮太(転転飯店)、藤井憂憂、百瀬葉が名を連ねている。
将来どうなるのかわからない、というのは僕のような怠惰な人間にとっては希望の言葉です。明日どうなるかわからないんだったら、今日も寝てれば良いか、失うものなんてなにもないしな。いつかお金も稼げるようになるし、いつかきっと結婚もできるだろう。そうしてある朝、鏡に写る髭だらけの髪が薄くなってきた死んだ目をしている自分に出会うんです。時間は地続きだったはずなのに、そいつは突然現れてこう言います。わからないってなんだよ、わかるだろ。将来に希望なんてないよ…と。みたいな話です、多分。素晴らしいキャストと、久しぶりの内田と二人の作演で初めての駅前劇場に乗り込みます。楽しみすぎます。
田島実紘(劇団スポーツ主宰/作・演出・出演)


劇団スポーツ #12『逆 VUCA より愛をこめて』
▷あらすじ
―見えた!見えた!
はっきり見えた!
変化が激しく 不確実
複雑で曖昧な ぼくらの未来!
今よりもちょっと昔、下北沢のファミレス。
お笑いトリオの三人が解散の危機を迎えている。
メンバーたちは口々に将来への不安を語り出す。
もしもこのまま売れなかったら。
もしも妻に愛想を尽かされてしまったら。
もしも子供に尊敬してもらえなかったら。
まだ恋人もいないのに、膨らんでいく悲惨な将来像。
しかし次第に妄想は現実味を帯びていき・・・?
悲惨な人生のネタバレを前にして
僕らは一体、
どうしたらいいだろうか。
現実と虚構、現在と過去、記憶と妄想。
様々なボーダーを飛び越えたり、つまずいたりしながら
物語とコメディの可能性を探ってきた劇団スポーツの新作公演は、
自分の将来がくっきり見えてしまった男の人生を描く《未来予知コメディ》
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「この先に、希望はあるのか」
「それともないのか」
「ないならないと言ってくれ」
ーーー「ないよ」
作・演出|内田倭史 田島実紘
出演|内田倭史 田島実紘 竹内蓮
神山慎太郎(ガガ)、中村亮太(転転飯店)、藤井憂憂、百瀬葉
スタッフ|
稽古場運営:竹内蓮 音楽:丹野武蔵 美術:伊従珠乃
照明:緒方稔記(黒猿) 音響:おにぎり海人(かまどキッチン/オドリバ)
衣裳:hondayumika 舞台監督:岡田竜二
制作:石本秀一・田中遥・hondayumika
当日運営:類家アキヒコ
宣伝美術:内田倭史 宣伝写真:hondayumika 宣伝衣裳:カワグチコウ
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【東京ライブ・ステージ応援助成】
主催・企画制作:劇団スポーツ/株式会社イマジリック
▷公演スケジュール
公演日程|2025/1/31(金)~2/2(日)
会場:駅前劇場
▷チケット
□料金(全席指定・税込)
【事前精算】ローソンチケット・演劇最強論-ing
一般:3,800 円
U-30:3,500 円
U-18:1,000 円
★1/31(金)はプレビュー公演
一般・U-30:2,800 円
U-18:1,000 円
*舞台写真の撮影が入ります。
*事前精算のみご予約いただけます。
【当日精算・当日券】Corich チケット
一般:4,000 円
U-30:3,800 円
U-18:1,000 円
□チケット一般発売
2024 年 12 月 21 日(土)12:00~
□取扱い
【事前精算】
ローソンチケット
https://l-tike.com/gekidansport/
ローソン・ミニストップ店頭 Loppi(L35028)
演劇最強論-ing(会員登録不要・手数料無料)
https://www.engekisaikyoron.net/
【当日精算】
Corich チケット
https://stage.corich.jp/