アメリカの優れたテレビ番組などに贈られるエミー賞の主要部門に先駆けて、技術 / 美術系などの一部部門が現地時間9月8日(日)に発表され、真田広之が主演とプロデューサーを務めた配信ドラマ『SHOGUN 将軍』が14冠を獲得した。
同作は、1975年に発表されたジェームズ・クラベルのベストセラー小説『SHOGUN』を映像化したDisney+「スター」の独占ドラマ。関ヶ原の戦い前夜の日本を舞台に、徳川家康や石田三成ら歴史上の人物にインスパイアされた、天下獲りに向けた陰謀と策略の「謀り事」を壮大なスケールで描いている。
『SHOGUN 将軍』が受賞したのは、撮影賞、編集賞、プロステティックメイクアップ賞、ゲストアクター賞、キャスティング賞、プロダクションデザイン賞、音響編集賞、音響賞、視覚効果賞、スタントパフォーマンス賞、メインタイトルデザイン賞、メイクアップ賞(歴史劇&ファンタジー)、衣装デザイン賞、ヘアースタイリング賞の計14部門。単年での受賞数としては史上最多となる。
主要部門の結果は、現地時間9月15日(日)にロサンゼルスで開催される授賞式で発表。『SHOGUN 将軍』はドラマシリーズ部門で、作品賞や監督賞をはじめ、主演男優賞に真田広之、主演女優賞にアンナ・サワイ、助演男優賞に浅野忠信と平岳大がノミネートされており、さらなる快挙が達成されるか注目が集まっている。