アートイベント『六本木アートナイト2024』が、9月27日(金)から29日(日)まで六本木の街を舞台に開催される。
2009年から開始され、東京を代表するアートの祭典として浸透してきた同イベント。六本木ヒルズや東京ミッドタウン、森美術館、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館などに加え、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペースが会場になることも特徴となっている。
今回は会期を3日間に延長し、各日にパフォーマンスなどのプログラムを集中させたコアタイムを設定。また、新たなプログラムとして、『六本木アートナイト』が注目する国内外のアーティストを選出して展示する「RAN Picks」、特定の国や地域で活躍するアーティストによる「RAN Focus」を開催。「RAN Picks」にはアトリエ シス(ATELIER SISU)、ジェニファー・ウェン・マ(Jennifer Wen Ma)、髙橋匡太、チェン・プー(陳普)、ツァイ&ヨシカワ(蔡筱淇&吉川公野)、メイメージダンス(MeimageDance)の6組が選ばれており、今回は台湾を対象地域とする「RAN Focus」には前述のチェン・プー、ツァイ&ヨシカワ、メイメージダンスに加え、ウォーターメロン・シスターズ(西瓜姉妹)、ユェン・グァンミン(袁廣鳴)が参加する。
さらに、過去の『六本木アートナイト』参加アーティストが再出展するプログラムなども登場。インスタレーションやパフォーマンス、音楽、映像、トーク、デジタル作品など、約30組のアーティストによる約40のプログラムが展開される。開催にあたり、実行委員長 / 森美術館館長・片岡真実からのコメントが到着している。
六本木の街を舞台に繰り広げられるアートの祭典「六本木アートナイト」を、2024年は9月に開催します。
片岡真実
コロナ禍を経て、ライフスタイルや社会的価値観に変化もみられるなか、13回目を迎える今年の「六本木アートナイト」では持続性と新しい世代への浸透を視野に入れ、新たな枠組みやシリーズを試みます。また、創設以来のコンセプトを恒常的なテーマ「都市とアートとミライのお祭り」として改めて提示し、よりグローバルな新しい夜型イベントとして「六本木アートナイト」の進化形を考えます。
参加アーティストも、メインアーティストを中心に構成してきたこれまでの形から、「六本木アートナイト」が注目する国内外のアーティスト6組を、「RAN Picks」として六本木ヒルズ、国立新美術館、東京ミッドタウンなど各所で展示するモデルに変わります。また、開催回ごとにさまざまな国や地域のアートに注目する「RAN Focus」を新設。今年は台湾のアートにフォーカスします。その他、オープニングのパフォーマンス、トークプログラム、過去の「六本木アートナイト」で人気の高かった作品のアンコール参加、地域の方々が参加するコミュニティプロジェクトなど、ますます充実したコンテンツをお届けします。「六本木アートナイト2024」、どうぞご期待ください。
六本木アートナイト2024
日時:2024(令和6)年9月27日(金)~29日(日)
コアタイム:9月27日(金)17:30~23:00、9月28日(土)16:00~23:00、9月29日(日)16:00~20:00
※コアタイムとは、メインとなるインスタレーションやイベントが集積する時間帯です。
※プログラムによって展示時間が異なります。
※一部作品は長期展示あり( ~10月14日(月・祝))
開催場所:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース
入場料:無料(但し、一部のプログラム及び美術館企画展は有料)
お問合せ:六本木アートナイト実行委員会 ハローダイヤル: 050-5541-8600(9:00~20:00)
主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、港区、
六本木アートナイト実行委員会【国立新美術館、サントリー美術館、東京ミッドタウン、21_21 DESIGN SIGHT、森美術館、森ビル、六本木商店街振興組合(五十音順)】
RAN Focus助成:台湾文化部
助成:公益財団法人大林財団