書籍『読書と暴動 プッシー・ライオットのアクティビズム入門』が4月28日(日)頃から全国の書店で販売される。
ロシアのフェミニスト・プロテスト・アート集団、Pussy Riotの創設メンバーであるナージャ・トロコンニコワの著作である同書は、反プーチン政権の曲のゲリラ演奏、FIFAワールドカップ決勝戦への乱入など、ロシア国内で行なった数々のアクション、ロシア当局に逮捕されたのちの獄中生活を綴った自伝。また、著者がそうした体験のなかから得た「実践的な知」を10の基本原則として紹介する「生き方の指南書(サバイバルガイド)」でもあるという。



巻末には、Sonic Youthのキム・ゴードンと、俳優 / 映画監督のオリヴィア・ワイルドによるあとがきも収録されている。
本書へのコメント
私たちはナージャに出会えて、幸運だ。
キム・ゴードン(ミュージシャン)
ナージャは彼女の存在すべてをもって真の反骨精神を体現している。
オリヴィア・ワイルド(『ブックスマート』監督、俳優)
プーチンが最も憎んだバンド、プッシー・ライオットの創設メンバーによる、回顧録と行動指針の騒々しい融合
カーカス・レビュー
さらに、トロコンニコワが日本版のために書き下ろしたまえがき、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科准教授の清水知子による解説のほか、「あるプッシー・ライオットの推薦図書リスト」も掲載。翻訳は野中モモ、装丁は山中アツシ、デザインは川名潤が担当した。
『読書と暴動 プッシー・ライオットのアクティビズム入門』

著者:ナージャ・トロコンニコワ
訳者:野中モモ
解説:清水知子
版元:ソウ・スウィート・パブリッシング
発売日:2024年4月28日頃から順次全国の書店で並びはじめます
価格:2,600円(税別)
仕様:四六判変形、並製、304ページ
ISBN:978-4-9912211-4-9
https://sowsweetpublishing.co.jp/work/1459/