3月29日(金)に日本公開される映画『オッペンハイマー』(原題:Oppenheimer)の日本版予告とポスタービジュアルが解禁された。
同作は、『第81回ゴールデングローブ賞』でドラマ部門作品賞など最多となる5冠を獲得。3月に結果発表される『第96回アカデミー賞』のノミネートでも、作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞、助演男優賞、脚色賞など最多13部門に名前が挙がっている。原子爆弾を開発したアメリカの物理学者、ロバート・オッペンハイマーの実話にもとづく物語であり、2023年7月の全米公開以来、世界興行収入は9.5億ドルを突破。実在の人物を描いた伝記映画作品として、歴代首位の興行収入となった。
監督 / 脚本 / 製作はクリストファー・ノーラン。キリアン・マーフィーが主演を務めたほか、エミリー・ブラント、ロバート・ダウニー・Jr.、マット・デイモン、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネット、ケイシー・アフレック、ラミ・マレック、ケネス・ブラナーらが出演している。
解禁された日本版予告のナレーションは渡辺謙が担当。苦悩や葛藤を抱えるオッペンハイマーの独白、さらにケネス・ブラナー扮するオッペンハイマーの師、ニールス・ボーアの「君は人類に滅ぼす力を与えた この世界には早すぎた」というセリフが収められている。
ポスタービジュアルは、ロスアラモスの砂漠に建てられた鉄塔の前に立つオッペンハイマーと共に、「この男が、世界を変えてしまった」のコピーが配されたものとなった。
『オッペンハイマー』(原題:Oppenheimer)
監督、脚本・製作:クリストファー・ノーラン
製作:エマ・トーマス、チャールズ・ローヴェン
出演:キリアン・マーフィー、エミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネット、ケイシー・アフレック、ラミ・マレック、ケネス・ブラナー
原作:カイ・バード、マーティン・J・シャーウィン 「オッペンハイマー」(2006年ピュリッツァー賞受賞/ハヤカワ文庫)
2023年/アメリカ 配給:ビターズ・エンド ユニバーサル映画 R15
© Universal Pictures. All Rights Reserved.
公式サイト:oppenheimermovie.jp
<ストーリー>
第二次世界大戦下、アメリカで立ち上げられた極秘プロジェクト「マンハッタン計画」。これに参加したJ・ロバート・オッペンハイマーは優秀な科学者たちを率いて世界で初となる原子爆弾の開発に成功する。しかし原爆が実戦で投下されると、その惨状を聞いたオッペンハイマーは深く苦悩するようになる。冷戦、赤狩り―激動の時代の波に、オッペンハイマーはのまれてゆくのだった―。
<受賞・ノミネート>
・『第81回ゴールデングローブ賞』(受賞)
作品賞<ドラマ部門>、監督賞、主演男優賞<ドラマ部門>、助演男優賞、作曲賞
・『第96回アカデミー賞』(ノミネート)
作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞、助演男優賞、脚色賞、撮影賞、美術賞、編集賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、作曲賞、音響賞