11月23日(木・祝)から全国公開される映画『首』のファイナル予告映像が解禁された。
2017年の『アウトレイジ 最終章』以来となる北野武監督映画で、今年開催された『第76回カンヌ国際映画祭』カンヌ・プレミア部門に選出された同作は、織田信長の首を巡って争う武将らを描いた戦国スペクタクル。北野自らが「本能寺の変」を画策する羽柴秀吉を演じ、明智光秀役を西島秀俊、織田信長役を加瀬亮が務めたほか、浅野忠信や大森南朋、北野組初参戦の中村獅童らも出演している。初期代表作のひとつである『ソナチネ』と同時期に構想され、30年の時を経て遂に完成した。
今回公開されたファイナル予告は、ビートたけし演じる羽柴秀吉の「さっさと死ねよ!」という叫びとともに始まり、次々と血祭りに上げられていく男たちを”威風堂々”の壮大な音楽にのせて描いた北野作品らしいバイオレンス映像。「首」を狙って己の欲望のまま動く狂人たちの剥き出しの本性が映し出されている。
https://www.youtube.com/watch?v=yAsTfXiRoXw
《ストーリー》
天下統一を掲げる織田信長は、毛利軍、武田軍、上杉軍、京都の寺社勢力と激しい戦いを繰り広げていたが、その最中、信長の家臣・荒木村重が反乱を起こし姿を消す。信長は羽柴秀吉、明智光秀ら家臣を一堂に集め、自身の跡目相続を餌に村重の捜索を命じる。秀吉の弟・秀長、軍司・黒田官兵衛の策で捕らえられた村重は光秀に引き渡されるが、光秀はなぜか村重を殺さず匿う。村重の行方が分からず苛立つ信長は、思いもよらない方向へ疑いの目を向け始める。だが、それはすべて仕組まれた罠だった。果たして黒幕は誰なのか?権力争いの行方は?史実を根底から覆す波乱の展開が、 “本能寺の変”に向かって動き出す―
映画『首』作品情報
●原作:北野武『首』(角川文庫/KADOKAWA刊)
●監督・脚本・編集:北野武
●出演
ビートたけし
西島秀俊 加瀬亮 中村獅童
木村祐一 遠藤憲一 勝村政信 寺島進 桐谷健太
浅野忠信 大森南朋
六平直政 大竹まこと 津田寛治 荒川良々 寛一郎 副島淳
小林薫 岸部一徳
●製作:KADOKAWA
●配給:東宝・KADOKAWA
●コピーライト:ⓒ2023 KADOKAWA ⓒT.N GON Co.,Ltd.
●公開日:11月23日(木・祝)全国公開
●公式サイト https://movies.kadokawa.co.jp/kubi/
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