『第15回下北沢映画祭』が、9月16日（土）から18日（月・祝）まで東京・下北沢の北沢タウンホールなどで開催される。
ジャンルを問わないコンペティションをメインプログラムに、⾳楽や演劇、ファッション、グルメなどさまざまなカルチャーを切り⼝にしたプログラムを⾏う下北沢映画祭。北沢タウンホールで開催される上映プログラム第1弾、コンペティションノミネート作品などが発表された。
9⽉16⽇（⼟）は、新作無声映画『I AM JAM ピザの惑星危機⼀髪︕』の主演および監督を務めた辻凪⼦と、活動写真弁⼠の⼤森くみこによる「活弁公演版」の上映を実施。また、同⽇にはは映画『ぬいぐるみとしゃべる⼈はやさしい』の上映と、⾦⼦由⾥奈監督、ライターの奥浜レイラ、宣伝デザインを⼿掛けた⼤島依提亜によるアフタートークも開催される。
9⽉17⽇（⽇）は、⾼橋泉と廣末哲万による映像ユニット「群⻘いろ」の新作『⾬降って、ジ・エンド。』と『彼⼥はなぜ、猿を逃したか︖』を⼀挙上映。各回上映後には関係者による舞台挨拶も予定されている。
さらに、 下北沢ロケも⾏った猪股和磨監督の初⻑編作品『よっす、おまたせ、じゃあまたね。』を上映する。上映後には関係者による舞台挨拶のほか、⾳楽と主題歌を務めたKIQのやまのはによるミニライブも予定されている。
また、9月18日（月・祝）にはコンペティション応募作品の中からスタッフによる選定を通過した全12作品の⼀挙上映、審査員とノミネート監督全員によるトークセッションが開催される。12作品の中からゲスト審査員によってグランプリと準グランプリが決定されるほか、観客の投票によって観客賞などが決定される。
今年のコンペティションゲスト審査員は『横道世之介』『さかなのこ』『おーい︕どんちゃん』などの監督を務めた沖⽥修⼀。ゲスト審査員決定に際し、沖⽥からのコメントも到着している。
《第15回下北沢映画祭コンペティションノミネート作品》（全12作品）
『あたらしい世界』（監督︓村⼝ 知⺒／7分40秒）
『懐胎新書』（監督︓吉⽮響平／19分29秒）
『駆け抜けたら、海。』（監督︓⼗川雅司／16分29秒）
『彼は誰時(かわたれどき)』（監督︓⾕本桃⼦／15分21秒）
『花と修羅』（監督︓⼭崎春⾵／24分39秒）
『FAAAWWW!!!』（監督︓⻤⽊幸治・星 耕介／8分11秒）
『更けるころ』（監督︓⾚堀海⽃／18分54秒）
『ぼくがこわい⿊いもの』（監督︓新海⼤吾／6分40秒）
『ホモ・アミークス』（監督︓⾺渕ありさ／42分37秒）
『まる』（監督︓宮島遥夏／15分5秒）
『妄想カンフー 〜ダイナソー・ミッション〜』（監督︓akikojerry／13分20秒）
『LIKE THAT OLD MAN』（監督︓こささりょうま／19分10秒）
沖⽥修⼀監督コメント
このたび、下北沢映画祭で、審査員をやらせていただきます、沖⽥修⼀です。下北沢にはよく⾏きます。 昔から馴染みもありますので、なんだか、⾃分が審査員をやるなんて、不思議な気持ちです。 ⾃主映画は好きです。誰にも頼まれてないのに、⾃分で作りますから、とんでもないです。そんな気持ち のこもった映画たちに、たくさん出会えることを楽しみにしております。また、⾃分も刺激を受けれたら と思います。
