グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
4月14日は、番組からの推薦で、クリエイティブディレクターやブランドのPRとして活躍しているKondo Taroさんが登場。ファッション業界に入ったきっかけのほか、仕事をする上で大事にしていることや、ナチュラルワインのケータリングサービス「hebeerryk!」(ヘベレケ)についても伺いました。
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仕事をする上で大切にしているキーワードは「お客様満足度120%」
Celeina(MC):TaroさんはファッションのPR会社に勤務されたのち独立し、「TAROL!NGAL LTD.」を立ち上げ、現在はクリエイティブディレクションやブランドPRなど、多岐にわたってご活躍されています。Taroさんがファッションの世界に進まれたきっかけはありますか?
Taro:母の影響が大きいですね。母がファッション業界で働いていて、家にはアートやモード誌、関連書籍がたくさんありました。そういった環境で育ったので、自然とファッションに惹かれていきましたね。
Celeina:今日のお洋服もキュートで素敵ですね。
Taro:ありがとうございます。今日はブルーとグリーンをテーマにコーディネートしてみました。
Celeina:グリーンのギンガムチェックのシャツは珍しいですよね。
タカノ(MC):その上に重ねているノースリーブのフーディーに「BE NICE DO GOOD」と書かれているのが印象的です。
Taro:これは自身のパーソナリティを象徴する言葉なんです。
Celeina:まさにTaroさんらしい言葉ですね。お仕事についても伺いたいのですが、TaroさんはPRとしてイベントの企画やディレクションにも携わっていらっしゃいますよね。最近関わられたお仕事の中で、特に印象に残っているものはありますか?
Taro:最近では韓国のブランドの日本上陸のオープニングイベントや、アメリカのブランドの日本展開1周年のパーティー、それから日本ブランドの新店舗オープンのイベントなど、いろんなお祝いの場に関わることが多かったですね。僕自身、ハッピーな空間やお祝いの場が大好きなので、関わることができてとても嬉しかったです。
タカノ:TaroさんのInstagramもすごく楽しそうな雰囲気ですよね。
Celeina:ポジティブなパワーが、今日お話を聞いていても伝わってきます。ファッションのお仕事をされる中で、Taroさんが大切にされていることや、意識されているキーワードなどはありますか?
Taro:私は「お客様満足度120%」をテーマにしています。単にお願いされたことをやるだけではなくて、どうしたらもっと良くなるかを一緒に考えるようにしています。たとえば、「この方がブランドらしさが出るかもしれません」といった提案をすることで、お客様の想像を超える仕上がりを目指しています。
Celeina:クライアントが言葉に出来ない思いをくみ取りながら、形にしていくんですね。
Taro:そうですね。自分が関わることで、そのブランドの魅力がより伝わるように、見せ方や伝え方の部分を工夫しています。
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イベントのイメージに合わせてワインを届けるケータリングサービス「hebeerryk!」を展開
タカノ:本当にプロフェッショナルですね。さて、Taroさんが展開されているサービス「hebeerryk!」についても伺いたいのですが、これはどんなサービスなのでしょうか?
Taro:「hebeerryk!」はナチュラルワインを中心としたケータリングサービスで、2023年からスタートしました。コンセプトは「みんなで楽しく、美味しいワインを飲んでヘベレケになろう」というものです。
Celeina:ネーミングもユニークで面白いですね。実際にはどのようにサービスを提供されているんですか?
Taro:基本的には、お客様のイベントやパーティーの場にワインをお届けして、提供するスタイルです。必要があれば、フードやお花のケータリングも、信頼できる仲間と一緒にご提案しています。そのイベントやブランドのイメージに合わせて、トータルでプロデュースすることが多いですね。
タカノ:もともとワインがお好きだったんですか?
Taro:はい。でもナチュラルワインに出会ったのは2019年、ちょうどコロナ禍の直前ですね。神泉にあるイタリアンレストラン「AURELIO」で、同い年の店主の陽介さんと話しながらナチュラルワインを飲んだのがきっかけです。「ナチュラルワインって何?」というところからどんどん興味が湧いてきて、深堀りしていきました。
Celeina:最近はナチュールワインやオレンジワインという言葉もよく聞きますが、Taroさんは専門的に学ばれているそうですね。
Taro:まずはしっかり基礎を勉強したかったんです。ファッションの仕事をしながら、3年間ほど三軒茶屋と下北沢にあるワインショップ「Però」で修行させて頂き、知識を身につけました。そしてその経験をもとにして、「hebeerryk!」を立ち上げました。
タカノ:海外にも修行に行かれているそうですね。
Taro:はい。ここ2年ほどは、毎年イタリアに研修旅行に行っています。相棒のヤーコと一緒に、好きなワインの生産者を訪ねて直接話を聞いたり、畑を見学したりしています。昨年は北イタリアのエミリア=ロマーニャからトスカーナ、そしてシチリアまで、6つの生産者を訪れました。
Celeina:実際に現地で体験して、選び抜いたワインを日本で紹介されているんですね。
Taro:輸入自体はしていないのですが、日本国内の信頼できる酒屋さんから仕入れています。その際、相棒のヤーコと相談しながら、生産者とのつながりを大切に選んでいます。