グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
11月7日は、現代美術家の菅野歩美さんからの紹介で、ジャグリングパフォーマーの結城敬介さんが登場。ジャグリングを始めたきっかけを伺ったほか、実際にスタジオでジャグリングのパフォーマンスを披露していただきました。
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スタジオでジャグリングのパフォーマンス
Celeina(MC):私がジャグリングのことを「スーパーお手玉」と言ってしまったのですが、もし聞いていたら申し訳ないです……!
結城:聞いていました(笑)。全然間違っていないですよ。
タカノ(MC):たくさんのものを空中で投げるというイメージがありますね。
Celeina:今日はスタジオにジャグリングアイテムをお持ちいただいています。
タカノ:これは白いボールですか?
Celeina:野球ボールくらいのサイズですね。
結城:中に鳥の餌が入っているんです。触ってみますか?
Celeina:本当だ。プチプチとしたものが入っていますね。
結城:ボールにも色々な種類があって、プラスチックの固いものや、ゴムで弾むものなどがあります。自分はこの布製の柔らかいボールが好きなんです。
タカノ:革素材っぽい柔らかい手触りですが、重みが感じられるボールですね。
Celeina:手に馴染むような質感です。触らせていただいてありがとうございます。早速ジャグリングをお見せいただいてもよろしいでしょうか?
結城:了解です。ラジオを聞いている方にはご覧いただけないのですが。
Celeina:動画で撮影してこの後すぐにXにアップさせていただきますね。
(結城さんのジャグリングパフォーマンス中)
タカノ:5つのボールを空中で華麗に操っていらっしゃいます!
Celeina:ボールをおでこに乗せたりされています。すごい!
結城:お粗末様でした。
タカノ:こんなに至近距離で見られて嬉しいです。
結城:「ジャグリング」は外国語なだけで、お手玉と大きくは変わらないんです。
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小学校6年生の頃から人前でジャグリングを披露していた
タカノ:そもそも、ジャグリングを始めたきっかけは何だったんでしょうか?
結城:1997年に、ハイパーヨーヨーがすごくブームになったんです。 自分も小学生の頃に普通に遊んでいたんですけど、 ヨーヨーを売っている会社が他の遊び道具を出すようになりました。この道具が、実はジャグリングの道具だったんです。その頃は何もわからずにやっていたんですけど、ある日、「どうやらこれはジャグリングというらしいぞ」という知恵を子供なりにつけまして。だからジャグリングに出会ったというよりは、すでにやっていたものが実はジャグリングだったんです。
タカノ:ハイパーヨーヨーも色々な技がありますよね。
結城:そうですね。ハイパーヨーヨーは何回もリメイクして今でも流行っています。すごく広く捉えると、ヨーヨーにもジャグリング的な要素はあります。同じとは言いませんが、かなり近いジャンルなんじゃないかと、個人的には思います。
Celeina:じゃあ子供の頃から、ジャグリングをされていたんですね。
結城:そうです。 人前に立ち続けて25年になりましたね。
Celeina:初めて人前で披露したのはおいくつぐらいだったんですか?
結城:小学校6年生くらいだったと思います。
Celeina:早いですね!
結城:ジャグリングを練習するうちに、何人もジャグリングができる友人ができました。皆で練習していると、通りがかった方に声をかけられたり。少し上の年齢の方が取りまとめをして、地域のお祭りとか児童館で披露していました。その後すぐに、ジャグリングの日本大会に出ました。
タカノ:大会とかもあるんですね。
結城:あります。
Celeina:ジャグリングと言っても色々な芸がありますよね?
結城:そうですね。色々な種類の道具がありますが、やっぱり皆さんが思い浮かべるのはこのボールですよね。他にも、シンプルな輪っかや、ボーリングのピンみたいなものもあります。中でも自分が1番長く使っているのは、「ディアボロ」というコマですね。
Celeina:コマを思いっきりポンと空中に飛ばしたり、糸でキャッチしたりする技があるものですね。ジャグリングの中で、1番難易度が高い技は、どんなものになるんですかね?
結城:人それぞれ道具ごとに得意不得意がありますし、今はテクニックの更新がすごく早いので、明言するのは難しいです。でも、道具の個数を増やすのが、1番わかりやすく難しい技と言えるんじゃないかと思います。僕は今5個でやりましたけど、たまに7個くらい使ってやるんですね。でももっとできる人になると、9個になったりもするし、世界記録は14個です。
タカノ:14個のボールを交互に! すごいですね。やっている最中は頭の中でどんなことを考えているんですか?
結城:意外と何にも考えてないです。
タカノ:じゃあ体が覚えている感じでしょうか?
結城:そうですね。自転車に乗るのと同じだと思います。「こっちの足を出して」とか「ハンドルをこう切って」とか、考えていたら自転車は漕げないですよね。
Celeina:では、練習がやっぱり1番大事なんでしょうか。
結城:慣れが大切だと思います。