グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
2月5日はコーヒーショップ「MIA MIA」オーナーのヴォーン・アリソンさんが登場。出身のメルボルンと日本のコーヒーの違いや東京のコーヒーの魅力、「MIA MIA」での思い出について伺いました。
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アットホームな雰囲気のコーヒーショップ「MIA MIA」
タカノ(MC):ヴォーンさんがスタジオに入る前から、投げキッスしてくれて(笑)。ハッピーなオーラを感じていますが、Celeinaさんはヴォーンさんとお知り合いなんですよね?
Celeina(MC):そうなんです。2019年の『フジロック(FUJI ROCK FESTIVAL)』のTHE PALACE OF WONDERで私が撮影していた時に、偶然お話しして。でも『フジロック』でお会いした際は、コーヒー関連ではなく音楽の仕事でいらっしゃったんですよね?
ヴォーン:そうです。今日はその時の『フジロック』Tシャツを着てきました。
タカノ:かわいい! 素敵な出会いだったんですね。
Celeina:ええ。その後、ヴォーンさんがオーナーをされているコーヒーショップ「MIA MIA」に招待いただいたのがきっかけで仲良くなって。築50年ほどの古いブティックをリノベーションしたレトロな雰囲気や、バリスタさんとスタッフの皆さん、そしてお客さんが持っているアットホームな感じも魅力的です。

ヴォーン:褒められすぎて泣きそうです。小さなお店ではありますが、常連さんが多くて暖かい雰囲気がありますね。

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日本のコーヒーの魅力とメルボルンとの違い
Celeina:ヴォーンさんは自称「東京イチのコーヒー愛好家」ということですが、日本のコーヒーの魅力は何ですか?
ヴォーン:コーヒーは豆の状態がどんどん変わっていくこともあって、難しい飲み物だと思うんです。皆さんも家で淹れることがあると思いますが、美味しい日も味が出ない日もある。でも、日本の職人気質なカルチャーに支えられた美味しい喫茶店も多いし、東京にオープンする海外のお店も多いですよね。身近に美味しい店舗がたくさんあるのは、コーヒーラバーにとってラッキーだなと。

Celeina:なるほど。ヴォーンさんはメルボルンの出身ですが、メルボルンと東京のコーヒー文化の違いは感じていますか?
ヴォーン:メルボルンはカフェ文化が盛んで、おそらく世界のコーヒーキャピタルなんですよ。
Celeina:タカノさんもメルボルンに住まれていたんでしたっけ?
タカノ:10年くらい前に3カ月ほど滞在していました。コーヒー屋さんで皿洗いをしていましたね。確かに、出勤前にコーヒーを飲む方が多かった記憶があります。
ヴォーン:6時半から7時にはお店がオープンしていますね。それぞれに好きなお店やバリスタがいるので、バリスタはそのお客さんに合わせた美味しいコーヒーを淹れることができるんです。
タカノ:日本だと「お客様は神様」という言葉がありますが、メルボルンのコーヒーショップは「お客様は親友」のような付き合い方だなと感じました。
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一つひとつ積み重ねた活動は幸せな思い出ばかり
Celeina:その雰囲気が「MIA MIA」にもあるかもしれないです! ヴォーンさんは「MIA MIA」のオーナーのほかにも、音楽プロモーターやモデルとして活動されています。2019年と2022年に『フジロック』に出演したメルボルンのバンドHiatus Kaiyoteのフィクサーとしても活躍されていますが、日本とメルボルンの架け橋的な活動を意識されているのでしょうか?
ヴォーン:色々と活動を積み重ねていたら、たまたまこうなってしまいました。でも、コーヒーや音楽の仕事をしたりと幸せなメモリーばかりです。
Celeina:幸せな思い出も多いとのことですが、「MIA MIA」をオープンしてから一番印象に残っている思い出を教えてください。
ヴォーン:オープンしてから今年で4年になりますが、常連さんが近くにお店をオープンしたり、スタッフ2人の間に子どもができたりと色々ありましたね。

Celeina:ほっこりするエピソードです。
ヴォーン:「子どもの名前はMIA MIAでいいよ」と言ったんですが、「いや……」と言われてしまいました。
Celeina:「MIA MIA」は却下されてしまったんですね(笑)。さて、ここで1曲お送りしようと思います。ヴォーンさんに、この時間にラジオでみんなで一緒に聴きたい曲を選んでもらいました。選曲理由から教えてください。
ヴォーン:オーストラリアのアーティストGotyeのライブを東京・赤坂BLITZに観に行った際(2013年1月31日公演)に、テニスコーツが出演していて。初めてそこで出会ったんですが、鳥肌が止まらなかったんです。大好きな2人の色々と感じる曲なので、選びました。テニスコーツで“バイババビンバ”。
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「MIA MIA」ではテニスコーツや奇妙礼太郎らのライブも開催
Celeina:「MIA MIA」の4周年を記念して、(ゴールデンウィークに)テニスコーツを呼んでライブも開催されるとお聞きしています。コーヒーショップの中でライブをするんですか?
ヴォーン:はい。チケット制で年に何回かライブを開催していて。普段はライブをやらない場所なのでミュージシャンとの距離も近くなりますし、あちこちからお客さんが来てくれるので特別なライブになりますね。
タカノ:奇妙礼太郎さんのライブもあるんですよね?
ヴォーン:そうなんですよ。去年もやってくれて、今年も。
Celeina:詳しい情報は「MIA MIA」の公式Instagramをチェックしてみてください。「FIST BUMP」はグータッチで繋ぐ友達の輪ということで、お友達をご紹介していただいているのですが、ヴォーンさんがご紹介してくださるのはどんな方ですか?
ヴォーン:「MIA MIA」でも使用しているコーヒー豆の焙煎を行っている岩野響さんです。6年前に出会った、大好きな人ですね。
Celeina:一言で表すとどんな方ですか?
ヴォーン:ジーニアス。
タカノ:ジーニアス!
Celeina:明日はジーニアスがいらっしゃるとのことで、楽しみです。コーヒーショップ「MIA MIA」オーナーのヴォーン・アリソンさんをお迎えしました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann