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プロスケートボーダーが作ったゴルフアパレル「adress」について、奥野健也に訊く

2024.2.20

#FASHION

スケボーとゴルフの共通点は自分の理想とする形を目指すところ

タカノ:やっぱり練習量しかない。そんな奥野さんですが、慶應義塾大学大学院のMBAも取得したということで。これはどういう経緯なんですか?

奥野:大学生の時は商学部だったんですが、経営学がすごく好きだったというのは1つあります。その他として、スケートボーダーとして活動している中で、スポンサーについてくれたアパレルブランドや靴のブランドと、関係性が深くなっていったんです。商品を一緒に考えたりもしたので、マーケティングとかブランディングとかがすごく近い存在だったというのも理由としてはあります。あとは、実家の家業があるんで、経営を学んでいたら、何かが少なからず繋がっていくんじゃないか、というので勉強させてもらいました。

タカノ:これは我々みたいなミュージシャンとかともそんなに遠くない話ですね。

Celeina:確かにセルフブランディングとか大事だから。奥野さんがMBAを取るために勉強されていた頃は、勉強ばかりでしたか?

奥野:勉強する時はそれだけに集中して、スケボーはやってなかったですね。大学受験とか大学院にいた2年間もほぼスケボーをしていなかったですし、切り替えはしないといけないタイプかもしれないです。

Celeina:奥野さんはスケートボード界でも、インテリジェンススケーターとも呼ばれているということですが、他にも趣味があるそうで。帽子にゴルフって書いてあるんですけど、こちらでしょうか?

奥野:実はゴルフ歴はスケボーより長いんです。父親がゴルフ好きだったので、一緒に連れて行ってもらってやっていたんです。最近は年齢的にゴルフを始める友達が多くなったので、さらに熱が高まっている感じですね。

タカノ:スケートボードと何か共通点はありますか?

奥野:仲間でワイワイするというのもあります。深いところで言うと、スケーターってよく自分の滑りを動画に撮って、どういう形で映っているかというのをチェックしたり、もっと前足を下げたらかっこよくなるんじゃないかとか研究したりするんですけど、ゴルフする人もよく練習場で動画を撮っているんですよね。自分の理想とする形に体を近づけていくという作業はすごく似ていて、僕の周りにもスケーターでゴルファーの人がいるんですけど、その作業は上手いと思います。

タカノ:個人の技をそれぞれが極めていくという過程があって、でもみんなで集まって話もするみたいなのは、言われてみれば近いような気がします。

Celeina:さて、ここで1曲お送りしたいと思います。奥野さんにこの時間にラジオでみんなで一緒に聴きたい曲を選んでもらったんですけれども、選曲理由から教えていただけますか?

奥野:僕が今ディレクションをしていて、ライダースポンサーでもあるGRAVIS SKATEBOARDINGというシューズブランドがあるんですけど、最近フルレングスのスケートのビデオに出させてもらって。僕がスケートのパートを3部持っているんですけど、そこに使わせてもらった曲ですね。

Celeina:それでは曲紹介お願いします。

奥野:THE KVBで”ON MY SKIN”です。

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