5月15日(金)公開の映画『ママと神さまとシルヴィ・バルタン』より、本編映像と著名人からのコメントが発表された。
『人生、ブラボー!』でトロント国際映画祭をはじめ数々の映画祭で観客賞を受賞したケン・スコットが監督を務める、同作。内反足(足とかかとが内向きに曲がる先天性疾患)で生まれた主人公・ロランが、パワフルでポジティブな母の愛と、最愛の「推し」シルヴィ・バルタンの歌の力によってひとりで歩けるようになったという実話をもとに描いた物語となっており、キーパーソンであるシルヴィ・バルタンが本人役で出演し、作中で歌声を披露している。
映画の公開に先駆け、ロランがシルヴィ・バルタンに出会う本編映像が解禁された。映像には、シルヴィ・バルタンのチャームポイントのひとつ、「幸運の歯」と呼ばれるすきっ歯を真似しようと、ロランがマジックペンで歯を塗る様子が収められている。
また、寺島しのぶや秋吉久美子、ジェーン・スー、カジヒデキら各界の著名人からのコメントが到着した。
青野賢一(文筆家・選曲家)
夢見心地を味わわせ、気づきを与え、気持ちを奮い立たせ、連帯、団結を促し、傷ついた心を癒す――音楽を含む芸術が人々に愛され続ける理由に満ちた、人生の物語。たんなる美談にまとめない真摯な姿勢がまたいい。
秋吉久美子(女優・詩人・歌手)
「私の息子は倒れても起き上がる。」
ハンディキャップを抱えて生まれて来た息子に注ぐ凄まじい母の愛が、次から次へと起こす奇跡。
本気で猛烈で笑っちゃう狂気の母性が生み出す感動の人生。力付けられる。
愛に間違いなんかない。
伊藤さとり(映画評論家)
人への深い愛がウィットに富んだ語りで
予想を裏切り続け人生を輝かせていくのだから
時間を忘れてエンドロール。
爽快なのに複雑で熱い母性に
抱きしめられる感覚を味わう映画だった。
ちなみに
愛の魔力を手にした女性の物語でもあるのだ。
小野正嗣(作家・仏文学者)
愛するわが子への献身。
それがお涙ちょうだいの自己犠牲の物語にならないのは、
耐え忍ぶのではなく、ときに怒りを爆発させながら、
臆面もなく周囲を巻きこみ爆進する母の明るさと強さゆえだ。
だからこそ見ていて爽快な気分になる。
こんなふうに愛されたらきっと大変。でもきっと幸せ。
尾上眞秀(歌舞伎役者)
生まれつきの病気で立つことができないロランの人生を
ダイジェストのように描いている全く飽きさせない作品でした。
ちょっと過保護だけど奇跡を願うお母さんや家族の姿に感動しました。
カジヒデキ(ミュージシャン)
健気に強い気持ちと底知れない愛情で末っ子ロランを死ぬまで守り続けたママに大感動!
あそこまで信念を曲げずに生きれば、奇跡は何度でも起こせるんですね!
フレンチポップの大スター、シルヴィ・バルタンの出演にも号泣。いや最後はずっと泣きっぱなしでした。
60’sや70’sのポップでキュートなファッションも必見です!
サエキけんぞう(パール兄弟)
オシャレなフランスは、メチャ人間臭い国でもある!
かけがえのない息子の苦難に奇跡を起こす、母親のヤバすぎるほどの愛情物語が、じつは実話ベースなのは驚き!
今どきないストレートな感動が貴方に訪れる!シルヴィ・バルタンも最高です。
ジェーン・スー(コラムニスト・ラジオパーソナリティ)
燦々と輝く太陽のように母が愛を注いだのは、息子の人生のどこにも日陰を作りたくなかったから。
しかし、与える愛は時に奪う愛にも姿を変える。
母の愛に応えること、シルヴィという存在を愛し続けること。
愛って本当に厄介。でも、絶対に必要。
SYO(物書き)
これが実話!?と驚愕し、これぞ実話…と共感した。
表層的な感動作とは根本から異なる。愛が、重い。
この執着こそが親の本心で、忌避こそ子の本音だ。
生の感情だけで出来た映画。響かないわけがない。
寺島しのぶ(女優)
とてもキュートな作品でした。監督の切り取り方のセンスが素敵で、素晴らしい役者が揃っていました。
楽しくも悲しい⋯⋯笑いあり涙ありの作品で、色々な感情がこの映画と共に共有できました。
隣で見た息子は何を感じたのか。興味があります。
土井光(料理家)
フランスという国が持つ多層的な体温と理屈をなぎ倒すほどに強い家族の絆。
共に音楽を楽しみ食卓を囲み喜びを分かち合う。
そんな何気ない日常が人生において最も輝く「宝」だとこの映画は教えてくれる。
美波(女優・アーティスト)
母親である事、母親の子供である事、
臍の緒が繋がっている同士、
人生の大波を共に乗り越えていき
子供を全力で愛しきりたいと思う。
母になって、この立場、とてもよく分かる。。
安井達郎(モデル・映像作家)
母の愛は強い!うざい!でもその一生懸命さがチャーミングでいつの間にかとりこに。
人生はどうしようもないことが起こる一方で、諦めなければ叶う奇跡もある。
テンポ良い展開とシルヴィ・バルタンの劇中歌で全く飽きない102分。
母を誘って劇場まで行こうと思います。
映画『ママと神さまとシルヴィ・バルタン』

2026年5月15日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー
監督:ケン・スコット『人生、ブラボー』 原作:ロラン・ペレーズ
撮影:ギヨーム・シフマン『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』 音楽:ニコラ・エレラ『シャドウズ・エッジ』
出演:レイラ・ベクティ、ジョナタン・コエン、ジョセフィーヌ・ジャピ、シルヴィ・バルタン
2024年|フランス・カナダ|フランス語|102分|シネマスコープ|5.1ch|字幕翻訳:原田 りえ|
原題:Ma mère, Dieu et Sylvie Vartan|英題:Once Upon My Mother|配給:クロックワークス|特別協力:ユニフランス
© 2024 GAUMONT – EGÉRIE PRODUCTIONS – 9492-2663 QUÉBEC INC. (FILIALE DE CHRISTAL FILMS PRODUCTIONS INC.) – AMAZON MGM STUDIOS
<ストーリー>
1963年、パリ。6人兄弟の末っ子として誕生したロランは、生まれつき内反足だと診断される。医師からは一人で歩くことができないと宣告されるも、母エステルだけは決して希望を捨てなかった。「みんなと同じように歩き、素晴らしい人生を送らせてあげる」――。そう誓った母は、家族を巻き込み、神に祈りを捧げ、息子が歩けるようになる日を信じて奔走する。そんな日々のなか、アパートの一室で過ごすロランの心を鮮やかに救ったのは家族が愛したスター、シルヴィ・バルタンの歌声だった。
時に強烈なまでの母の愛と、憧れの歌手が導いたいくつもの奇跡とはー。