非日常のロケーションと、予測できない天候。だからこそ、野外フェスにおいて「何を纏うか」は、音楽体験そのものを豊かにする重要なファクターになる。
毎年、新潟県苗場スキー場で開催され、多くの音楽ファンが心待ちにする夏の祭典、『フジロック(FUJI ROCK FESTIVAL)』。
今年、そんな『フジロック』に初出展を果たすのが、英国のライフスタイルブランド「Barbour(バブアー)」。1894年に創業された同ブランドのルーツは、北海の不順な天候のもとで働く水夫や漁師のために、ワックスを染み込ませたコットン(ワックスドコットン)の防水ジャケットを提供したことにある。過酷な労働環境を耐え抜く高い防水性と耐久性は、「英国王室御用達」の栄誉も獲得。着込むほどにワックスがなじみ、何十年も愛用できるクラシックな機能美は、今も世界中で愛され続けている。
過酷な自然環境から身を守る機能性と、決してカジュアルになりすぎない上品な佇まい。そんなバブアーの哲学は、山の天候が変わりやすい『フジロック』という舞台にも見事にリンクする。
本記事では、J-WAVE『GRAND MARQUEE』との連動企画として、番組のナビゲーターであるタカノシンヤとともに、OKAMOTO’Sのボーカル・オカモトショウのフェス準備に密着。
バブアー 原宿キャットストリート店でのコーディネート選びの様子とともに、2011年に初出演し、『フジロック』を知り尽くす彼だからこそ語れる「初めての『フジロック』のほろ苦い思い出」や、今年の注目アーティストなど、苗場ならではの過酷で最高な楽しみ方をお届けする。
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スラックスに合わせる上品さと機能性を合わせた大人な装備

1990年10月19日生まれ、ニューヨーク出身。OKAMOTO’Sのボーカル。高校時代から現在に至るまで漫画雑誌を読み続けてきた「漫画ラバー」である、Real Soundにて名作マンガ&注目作品を紹介をする「月刊オカモトショウ」を連載中。オカモトショウソロ名義として、初のソロアルバム『CULTICA』を2021年4月にリリースした。このソロアルバム内にて、オーストラリアのバンド・Last Dinosaursとのコラボレーション楽曲を制作したことをきっかけとなり、2022年6月にLast Dinosaurs主催のUSツアーにOKAMOTO’Sとして参加した。ソロとしての活躍の幅を広げて、バンドとしての活動の勢いも止まることを知らない。
タカノ:今回は、バブアー 原宿キャットストリート店で、自ら選んだフェスコーデを着ていますが、ショウさんのコーディネートポイントはどこでしょう?
ショウ:タータンチェックのシャツですかね。フェスでも結構、長袖のシャツとかを着ていた方がいいという説はあると思うんです。日差し強いし、暑かったら腰に巻いちゃえばいいし。あと、やっぱりかわいくないですか? フェスではかわいくいたいとか、目立ちたいとか、そういう気持ちが出てきますよね。

Harris タータンチェック シャツ(LBLU) 17,600円(税込)
Nimbus サイドゴア ショート レインブーツ(OLV) 17,600円(税込)

ショウ:あとはレインブーツですよね。これに合うように黒のスラックスにしました。デニムも絶対合うんだけど、みんなはデニムに合わせたりしそうだから、スラックスにしました。
タカノ:ソールのクッション性とかどうですか?
ショウ:めっちゃいいですね。すごく履きやすいです。サイドゴアっていうんですかね? スポッと履けて着脱もしやすい。『フジロック』の道はデコボコで、しょうがないんだけど悪路だから、クッション性とか歩きやすさとかは特に大事です。






ショウ:あと、タカノさんが履いてるショートパンツ、いいですね。俺、それにすればよかったっていう気持ちもちょっとあるぐらい。刺繍がめっちゃかわいいですね。細かいところが、実際に見たらすごくかわいかったんで、半ズボンを履ける大人の人はぜひ履いてほしいなと思います。

タカノ:あんまり半ズボンのイメージない?
ショウ:俺は半ズボンを履ける大人に、ここからなりたいと思うんです。ここ2、3年、慣らしで家でもどんどん履くようにしてるんですけど、やっぱりちょっと、まだ体がびっくりしちゃう。ロックボーカリストの半ズボンって、すごく難しいんですよ。でも、だんだん体が順応してきたんで、もうすぐいけるかもしれない。
タカノ:いつか見られるのを楽しみに。
ショウ:そのときは「成長したんだね、ショウちゃん」と思ってもらえたら。

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初めての『フジロック』忘れられない失敗と思い出
タカノ:「初めての『フジロック』」をテーマにお話を伺っていきたいと思いますが、ショウさんは、『フジロック』歴は結構長いですよね?
ショウ:そうですね、2011年が初出演らしいです。オーディエンスとしてもその時が初めてで。高校生の時から音楽が好きだったし、『フジロック』に行きたいなと思ってたけど、やっぱり免許がないと難しいじゃないですか。車の免許とか、チケット代もそうですけど、貧しい高校生活の中では結構ハードルが高い。その結果、20歳で自分の出演が初めての『フジロック』。ちょっと、かっこついてますよね。

タカノ:実際、憧れの舞台に立った時の光景とか覚えてます?
ショウ:RED MARQUEEの昼間でしたね。2曲続けてうちのギターの(オカモト)コウキから始まる曲があったんですけど、1曲目を飛ばして、2曲目のイントロを始めちゃって。「あれ、あれ、あれ?」みたいな感じで、曲を飛ばしました(笑)。終わった後、うちのベースのハマ(オカモト)がめちゃくちゃ怒ってましたね(笑)。

ショウ:あと、その時はお客さんも結構パンパンでうれしかったんですけど、客席の最前列に、高校の時の英語の先生がいて。それ以来、一度も会えてないので、その話をしたいなってずっと思ってるんですけどね。
タカノ:また『フジロック』でたまたま会えたらいいですね。
ショウ:それが一番いいですよね。乾杯とかできたら最高ですね。
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オカモトショウが選ぶ2026年の『フジロック』の見どころ
タカノ:今年のラインナップで気になるアーティストを伺いたいです。
ショウ:HYUKOHも最近観られてないから気になりますね。TORO Y MOIがいて、武道館後の奇妙礼太郎さんを観れるのは、すごくよさそう。あと、BASEMENT JAXXは“Where’s Your Head At”をやってくれるよね? みたいな。

ショウ:俺はTOMORAがめちゃくちゃ気になってたんですよ。誰がやってるか、はっきり出る前から気になってて。WHITE STAGEで、XGの後なのかな?
タカノ:Khruangbinとかぶってますね。
ショウ:それはちょっと、悩ましいですね。こういう、いただけないことが起こるんですよね(笑)。