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べつやくれいがスワローズを語る。応援グッズ「傘」の意外な誕生秘話も

2023.9.28

#OTHER

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

8月14日週は、神宮球場正面エリアで実施した公開生放送『マイナビ Swallows Summer Night Festival』を盛り上げるべく、ヤクルトファンで繋がる友達の輪をお送りしました。

8月17日はイラストレーターのべつやくれいさんが登場。ヤクルトスワローズのファンになったきっかけや、応援グッズとなっている「傘」の誕生秘話などをお聞きしました。

ヤクルトスワローズファンになったきっかけは大好きな漫画

Celeina(MC):最終日となる今日お迎えするのは、イラストレーターのべつやくれいさんです。よろしくお願いします。

べつやく:よろしくお願いします。

Celeina:べつやくさんはイラストレーターとしてご活躍されているということですけれども、ヤクルトスワローズファンということで。

べつやく:はい。

Celeina:今日もユニフォームを着ていらっしゃいますね。55番、村上選手。

べつやく:はい、そうですね。

Celeina:ユニフォームは色々お持ちなんですか?

べつやく:何枚か持ってますけれども、ここ最近は村上選手で。

Celeina:いいですね。

タカノ(MC):推しですか?

べつやく:推しというか、多分ヤクルトスワローズファンにとっては神様みたいなものなので、崇めてる感じですね。

Celeina:リスペクトを込めて、ということですね。

べつやく:はい、そうですね。

Celeina:そもそもヤクルトスワローズファンになられたきっかけは何ですか?

べつやく:小学校の時に、『がんばれ!!タブチくん!!』っていう漫画がすごく流行ったんですが、私はそれがすごく大好きだったんですよ。最初は野球のルールとか全然分からずに読んでいたんですが、野球のことが分かったらすごく面白いだろうなと思って、野球が見てみたいなと思ったんです。それで親に野球が見たいって言ったら、神宮が近かったので、神宮行ってみようかということになったんです。

Celeina:ご両親がヤクルトスワローズファンというよりかは、神宮球場が位置的に近かったという。

べつやく:そうですね。球場が近かったのと、あと『がんばれ!!タブチくん!!』にヤスダ投手というキャラクターが準主役のような感じで出ていて、当時ヤクルトにいたピッチャーの安田さんをモデルにしていたんですよ。なので、その安田くんも見たい、野球も見たい、ということで神宮に行こうかとなった感じです。

Celeina:もう1回目からどハマリでしたか?

べつやく:まず最初は野球のルールが分かりたいとか、面白く見たいというのから始まったんですが、ヤクルトスワローズファンになることに特に疑問は抱いたことはないですね。

タカノ:自然とね。

Celeina:普通に。

べつやく:普通に自然になってましたね。

タカノ:そこからもうずっとヤクルトスワローズファンですか? 浮気もせずに。

べつやく:そうですね。

Celeina:ご自身で野球をされた経験とかはないですか? 観戦オンリーで。

べつやく:ないですね。運動神経はないんで。

Celeina:運動はあまりされないということですが、観戦は大好きなんですね。

べつやく:そうですね、見るのは。やるのは多分、絶対駄目だと思うんですけど。

応援グッズの「傘」の誕生秘話

タカノ:小さい頃から神宮球場に足を運んでいて。当時は傘とかあったんですか?

べつやく:小学校の頃はなかったんですよ。私が高校生ぐらいのときに、ヤクルトの名物応援団長の岡田応援団長という方がいたんですけども、その方が外野のライトスタンドでいつも応援している中心にいて。その頃ってヤクルトスワローズファンがすごく少なかったんですよ。大体相手チームのファンの方が毎回多いっていう状況だったので、岡田応援団長が、少しでも人が多く見えるように見せたいから、家にあるビニール傘を持ってきて、点が入ったときに開こうと。そうしたら人1人よりも、大きくなるじゃないですか。

タカノ:なるほど。

べつやく:人がいっぱいいるように見せようということで、外野に来る人に、家にあるビニール傘を持ってきて、と呼びかけていたんです。そういうのがあって、ポツポツとビニール傘を持っている人が増え始めて。だから最初は、普通に雨用の傘だったんですよ。それを開いても全然問題ないぐらい席が空いていたので。ただ、徐々にファンが増えてきたのと、人が少なくても傘を開いちゃうと全然試合が見えなくなっちゃうのもあって、そこから小さい傘が球団の公式の応援グッズとして出るようになったんです。

タカノ:そんな歴史があったんですね。

Celeina:誕生秘話を聞けて嬉しいです。

タカノ:まさにかさ増しじゃないですか。

べつやく:そうですね、かさ増しですね。

Celeina:タカノさん、うまい。べつやくさんは、最近の注目選手とかはいらっしゃいますか。

べつやく:内山壮真選手にすごく注目しているんですけど、さっきTwitterを見たら、特例抹消っていうんですか、体調不良で登録抹消して、10日間以内でも体調が戻れば帰ってこられるというやつなんですけど。それで、さっき抹消になってしまっていて。あっ、て思った。

タカノ:早く良くなるといいですね。体調ね。

べつやく:帰ってきてほしいですね。

Celeina:ここで1曲お送りしたいと思います。べつやくさんにこの時間にラジオでみんなで一緒に聴きたい曲選んでいただいたんですが、どんな曲でしょうか?

べつやく:はい、JITTERIN’JINNの”エヴリデイ”っていう曲です。”夏祭り”はね、ここにいる皆さんにはおなじみだと思うので、ちょっとひねくれて。

Celeina:それではみんなで聴いてみましょう。

ヤクルトスワローズは「幼馴染」

Celeina:イラストレーターのべつやくれいさんの選曲で、JITTERIN’JINNの”エヴリデイ”聴いていただきました。べつやくさん、イラストレーターとしてご活躍されてますけれども、『コミックマーケット』にも参加されたりしているんですか?

べつやく:はい、そうですね。

タカノ:結構ファンの方と会えたりするんですか?

べつやく:そうですね。ただ『コミケ』で出してるものが、私のイラストというよりは、私が自分で好きなテレビ番組の同人誌を作って出していたので、その番組のファンの方がすごく来てくださいました。なかなかそういう話って、ほかではできなかったりするので、そういうところが。

タカノ:『コミケ』ならではっていう感じですね。

Celeina:みなさんと好きを共有したってところですよね。

タカノ:毎回参加されてるわけではないんですか?

べつやく:最近はちょっとコロナ禍もあって不定期だったりしたんで、行かなかったりとか参加しなかったりしたことはあったんですけど、でも2007年とか2008年ぐらいから割とコンスタントに出てます。

タカノ:おなじみの夏の行事みたいな。

べつやく:そうですね。

Celeina:『コミケ』の面白さってどういったところにあると思いますか。

べつやく:すごく狭いものを作っても、それが好きという人が来て話ができるとか、私はそういうところが面白いなと思って出ていますね。

Celeina:なるほど。

タカノ:巨大なオフ会みたいなイメージだったりするんですけど、例えば今、XになりましたけれどもTwitterのフォロワーさんとリアルでそこで会うとか、そういうことも結構あるんですか?

べつやく:そうですね、そういうのはあります。「Twitterで見ました」みたいな感じで来てくださる方もいるので。

タカノ:コミュニケーションが楽しいですよね。

Celeina:『コミケ』は我々も番組で実は取り上げさせていただいたんですよ。

べつやく:そうなんですね。

Celeina:ちょっとコミケお勉強みたいなことをさせてもらったんですけど、どういった場所なのかっていうことで。

べつやく:私のやっているところは、「評論」っていうジャンルなんですけども、どこにも当てはまらないジャンルが集結しているようなところなので、いわゆる『コミケ』の中では少し特殊なゾーンかもしれないです。アニメや漫画とかからはちょっと外れたところにあるので。そういうエリアもあるので、多分いわゆるオタク趣味みたいなのじゃない人でも、来たらそれなりには楽しめるかなとは思います。

タカノ:なるほど。ちょっとこれを聴いているリスナーの皆さんもね、べつやくさんのブース遊びに行きましたって方いたらぜひメッセージを送ってください。そしてデイリーポータルZで毎週木曜日に記事を更新してらっしゃいますけども、今日ももう更新されましたか?

べつやく:今日も更新してます。

タカノ:今日はどんなネタが? 

べつやく:今日は、家はテレビ埼玉が映るんですけど、テレビ埼玉のCMってすごくローカルな企業のCMが多くて、それがすごい面白いんです。意外とその商品が都内では買えなかったりするので、それを実際に見に行く旅を。

タカノ:いいですね!

べつやく:埼玉に行って。

タカノ:あれですよね、「うまい、うますぎる」。

べつやく:そうですそうです。

タカノ:うちも実家映るんですよ。後でチェックさせていただきます。毎週木曜日更新ですので皆さんもね、デイリーポータルZでべつやくさんの記事を読んでみてください。そして最後に、べつやくさんにとってヤクルトスワローズとは何か、伺いたいです。

べつやく:これさっき、ちょっと考えておいてくださいって言われて、あまりうまい答えが思いついていないんですけれども、幼馴染みたいな感じですかね。

タカノ:いいですね。

Celeina:ほっこり。

タカノ:ずっと一緒に。

べつやく:割と人生ずっと一緒にいるので。

Celeina:FISTBUMP、今週はヤクルトスワローズファンで繋がる友達の輪、本日はイラストレーターのべつやくれいさんをお迎えしました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann

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