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NEWS EVENT SPECIAL SERIES

M-1グランプリにも出場する謎のアーティスト・ティンカーベル初野とは何者か

2023.8.26

#MUSIC

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

7月25日は、光と音の専門店の店主、ハオハオハオさんからの紹介で、アーティストのティンカーベル初野さんが出演。バンド「she might be swimmer」のベーシストで、ソロ活動も並行して行い、tink名義でヴィジュアル系バンド「色々な十字架」のボーカルも務め、M-1 グランプリやキングオブコントにも出場する会社員であるティンカーベル初野さん。名前の由来や、ヴィジュアル系バンドを始めたきっかけ、追っかけをしているアイドルのサバイバルオーディション番組などについて伺いました。

ヴィジュアル系バンドのボーカルでM-1にも出る会社員

タカノ(MC):びっくりしたんですけど、相互フォローなんですよね。

Celeina(MC):どういった接点があったんですか?

タカノ:阿佐ヶ谷ロフトAで昔やっていた大喜利イベントで一緒だったの。

初野:はい。

タカノ:でも全然接点はないというか、違うブロックだったので戦ってはないですよね。初絡みぐらいですよね。

初野:そうですね。よろしくお願いします。

Celeina:よろしくお願いします。

初野:不思議な感じですけれどもね。

Celeina:ティンカーベル初野さんの公式ホームページを拝見しまして。すごくて、迫力というか何というか。

タカノ:企業のホームページみたいな感じで。

初野:企業でやらせてもらっています。

Celeina:面白かったんですけれども、改めて、ティンカーベル初野さんはアーティストさんなんですよね?

初野:いや、J-WAVEで道路交通情報を伝えています。

タカノ:絶対に嘘だよ! 違います(笑)。音楽を作られてる方ですよね。

初野:そうです。

Celeina:しょっぱなから真顔で冗談を言われてますけれども。

タカノ:只者じゃないということだけは伝わってきてるんですよ(笑)。

初野:よかった。

タカノ:まず、バンド「she might be swimmer」のベーシストをやられていて、ヴィジュアル系バンド「色々な十字架」のボーカル・tinkさんでもある。

初野:そうです。tinkと申す。

タカノ:降臨した(笑)。さらにM-1グランプリやキングオブコントにも出場している会社員。

初野:会社員。

Celeina:そうなの?(笑) 最後、会社員でまとまるの?

タカノ:わかんなくなってきちゃう。ちょっと時系列順に教えてください。まず、音楽活動を始めたきっかけから。

初野:きっかけは、お母さんがやりなって言ったからです。

Celeina:(笑)。本当にティンカーベルさんの表情から真実が見えてこないんですよ。

初野:she might be swimmerというバンドのベーシストを、カッコ良いバンドとしてモテようとしてやっていて。そうしたら、元々こういう冗談ばかり言う性格なんで、並行して遊びでソロ活動を始めたんですよ。そのときの名義がティンカーベル初野で。

Celeina:she might be swimmerのベースは、ティンカーベル初野さんという名前でやられてるんですか?

初野:今はそうなんですけど、元々は普通の「初野」です。ちょっとシフトした感じで。

タカノ:ティンカーベルはどこから来てるんですか?

初野:SoundCloudに音源をアップしようと思って、その名義をつけなきゃいけないときに、たまたま古着で買ったティンカーベルのスウェットを着てて、ティンカーベル初野で良いや、みたいに適当に決めました。

Celeina:そうですか。でも、本日はすごくカッコ良い。

初野:本当ですか。裸なのに。

タカノ:いや裸じゃないよ(笑)。

初野:嬉しいですね。

Celeina:冗談か冗談じゃないか分からないんですよ(笑)。

初野:私も。

タカノ: 8割冗談ぐらいの感じだと思いますね(笑)。阿佐ヶ谷のアンダーグラウンドの大喜利ナイトに出ているんですから。

Celeina:タカノさんもね(笑)。タカノさんのことも信じられなくなる(笑)。

タカノ:僕はナビゲーターサイドなんで、冗談は2割ぐらいにしてますけど(笑)。

エイプリルフールきっかけにヴィジュアル系バンドを開始

タカノ:ヴィジュアル系バンドも気になるんですよ。「色々な十字架」という名前でコロナ禍に活動開始されたそうで。

初野:2020年の4月、エイプリルフールに活動開始しました。31歳のときから。

Celeina:Spotifyでアー写を見たんですけど、しっかりヴィジュアル系のバンドですね。今日の装いからは想像できないような。

初野:カッコ良いでしょ。耽美な。

タカノ:耽美(笑)。これのきっかけは?

初野:きっかけは……なんかお母さんが。

タカノ:絶対に嘘だよ(笑)。

初野:本当は、元々2018年ぐらいから、エイプリルフールに嘘企画をずっとやっていたんです。犬アイドルをプロデュースしますみたいな嘘をついて。その2020年版が、ヴィジュアル系やりてえなということでやったのがきっかけですね。

タカノ:でも、ちゃんと継続して活動されているということは。

Celeina:エイプリルフールじゃなくなっちゃったんですね。

初野:そうなんですよ。なんか現実になってて。ウケますね。

タカノ:それも面白いですね(笑)。でも、昨日のハオハオハオさんが、「冗談みたいなことを高クオリティでやり続けている人」と言ってたんで、腑に落ちるというかね。ヴィジュアル系バンドも高クオリティでやり続けてますから。すごいですよ。

Celeina:それでは、ここで1曲お送りしたいんですけれども、ティンカーベル初野さんにこの時間にラジオでみんなで聴きたい曲を選んでもらいました。どんな曲でしょうか?

初野:なんかカッコ良い曲です。

Celeina:曲紹介をお願いします。

初野:KAMIYAさんで“Finalboss”。

Celeina:ティンカーベル初野さんの選曲で、KAMIYA“Finalboss”お送りしました。

タカノ:カッコ良い!

Celeina:KAMIYAちゃん、私つい最近、曲作りで一緒にスタジオに入ったんですよ。

初野:知り合いだとは知らなかった。

Celeina:KAMIYAちゃんの音楽にどこで出会ったんですか?

初野:たまたまYouTubeの一番上にありました。

タカノ:アルゴリズム的な?(笑)

初野:アルゴリズムです。

Celeina:この“Finalboss”のダンスビデオ、超カッコ良いんで、楽曲はもちろんですけど、見て欲しいです。ダンス、マジ上手いんで。

アイドルの追っかけがアーティストとしてのアウトプットに

タカノ:アイドル、結構お好きなんですね。

初野:好きですね。

タカノ:どういう方面ですか?

初野:今はK-POPアイドルですね。

Celeina:今はというと前は?

初野:前は、主にハロプロとか追っかけさせてもらって、行き狂わせてもらって。

Celeina:推しにエナジーを注いでたみたいですね。

タカノ:アイドルのサバイバルオーディション番組も見られていると。

初野:すごい好きで。今は『R U Next?(アーユーネクスト)』という番組を見てます。BTSの事務所のHYBE LABELSが開催してるオーディション番組なんですけど、世界的に有名になったBTSの事務所がどういう人を輩出するのかっていうところが魅力で。毛色が番組によって違うんですよね。

Celeina:『R U Next?』はABEMAで見られるんですね。気になる。やっぱり、アイドルが成長していく姿というか過程に魅力を感じますか?

初野:そうなんですよ。そこがまさに一番グッとくる。青春を捧げていて、それを見させてもらってるから応援しなければいけないという、義務ですね。

タカノ:自分のアーティストとしてのアウトプットにもつながったりしますか?

初野:つながってますね。Instagramの運用とかTwitterの見せ方とかはそこから学びました。ドキュメントをちょっと見せたりとかもそういうところからなんで、つながっています。

Celeina:めっちゃ真面目じゃないですか。

タカノ:ボケなしで語っていただくの、すごく良いですよ。

Celeina:でも、Twitterも拝見させていただいたんですけれども、面白いですよね。

タカノ:何とも言えない(笑)。

Celeina:34分前に「早くみんなに道路交通情報伝えたい」とか(笑)。

https://twitter.com/josinohimitsu/status/1683738081504141317?s=20

タカノ:伏線があったんだね、ちゃんと(笑)。

Celeina:そういうことか。

タカノ:ありがとうございます。あとで、小杉さんに伝えておきます(笑)。

Celeina:さあ、FIST BUMPはグータッチでつなぐ友達の輪ということで、お友達を紹介してもらっているんですが、どんな方をご紹介してくださるでしょうか?

初野:長州ちからさんという方を。

タカノ:どんな方ですか?

初野:「長州ちから」というバーの店主で、そのバーに行ったときに友達に紹介してもらって。いろんなイベントのオーガナイザーとか、バンドのエージェントとかやってるんだよって言ってたんです。それで「色々な十字架」も、ライブハウスとつなげてもらって、主催のイベントを打ってもらったりとか、ハコを抑えてもらったりとか、お世話になってます。

Celeina:一言で表すなら、どうでしょう?

初野:「バンドの背中を強めに押しちゃう人」。

Celeina:一番、ありがたい。

タカノ:「押しちゃう」っていう部分が気になるけど(笑)。

初野:自分はビビって、リスクを考えちゃって前に進めないんですけど、それをやっちゃうという。

Celeina:大事なんですよ。

タカノ:ありがとうございます。明日はバー「長州ちから」の店主で、オーガナイザーの長州ちからさんにつなぎます

Celeina:「FIST BUMP」今日は、今日はアーティストのティンカーベル初野さんをお迎えしました。ありがとうございました。

初野:ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann

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