「知る幸せ」と書いて「知幸」。知ることや学ぶことの幸せ・喜びを体現するSummer Eyeこと夏目知幸が訪れたのは、前回に引き続きたばこと塩の博物館です。「たばこ編」に続き、今回は「塩編」をお届けします。
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これを読めば「君は僕の塩!」というセリフが「アイラビュー」になる
ユーアー・マイ・サンシャイン! 君は僕の太陽! なんて言われた日にゃメロメロになりますけども、ユーアー・マイ・ソルト! とは誰も言わないし言われても「は?」だ。え? ソルト? 塩? 意味ワカンナイ。いやむしろ気分悪いかも、だって塩対応なんて言葉もあるしダサいことを「しょっぱい」って言ったりもするし「アタシって魅力的じゃないのね……」と凹んじゃう。近年ニッポンの夏は酷く暑いから、水と塩! 生命に必要! ってみんな知ってるのに塩の扱い、塩のカーストは低いままですね。
たばこと塩の博物館の常設展示「塩の世界」を一度覗けばそんな日常が反転するかもしれない。明日世界中の人が見学したら明後日には「君は僕の塩!」というセリフが「アイラビュー」……いやそれ以上に強い意味を持つ言葉になるだろう確信が僕にはある。さあ行こう、塩を知ろう。