メインコンテンツまでスキップ
NEWS EVENT SPECIAL SERIES
折坂悠太『呪文』短期連載

折坂悠太の歌は「ほぼ僕の生活」。俳優・坂東龍汰は、その歌にどう心救われてきたか

2024.9.11

折坂悠太『呪⽂』

#PR #MUSIC

折坂悠太の4thアルバム『呪文』の発表、そしてそのリリースツアーの開催に際した短期連載第2弾。今回の書き手は、俳優の坂東龍汰。「折坂さんの音楽は僕にとってほぼ生活」だという彼は、折坂悠太の歌にどのように出会い、何を受け取っているのか。

坂東龍汰(ばんどう りょうた)
1997年5月24日生まれ、北海道出身。2017年に俳優デビュー。2022年、映画『フタリノセカイ』で「第32回日本映画批評家大賞」新人男優賞を受賞。近年の主な出演作には、映画『春に散る』(2023年)、『バカ塗りの娘』(2023年)、『一月の声に歓びを刻め』(2024年)『若武者』(2024年)、ドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS)、『きのう何食べた?season2』(TX)、『RoOT / ルート』(TX)、『366日』(CX)などがある。待機作には映画『シサㇺ』(9月13日公開)、『ふれる。』(10月4日公開)、『君の忘れ方』(主演・25年1月17日公開)、ドラマ『ライオンの隠れ家』(TBS10月期)がある。

折坂悠太の歌は「ほぼ生活」。坂東龍汰がその歌に感じる自由

折坂悠太さんの歌と出会いは、2019年に渋谷で行われた『全感覚祭』でした。折坂さんのライブは朝方4時ごろだったのですが、音楽をやっている友人と聴きに行き、喰らいすぎて二人してぼろぼろ感動泣きしたのを覚えています。

2019年10月13日に開催された『SHIBUYA全感覚祭 – Human Rebellion -』でのライブ映像

なかでも“芍薬”がかなり印象に残っていて、リズム、メロディー、歌声、全てが僕の「どタイプ」でスッと体に入ってきました。僕は昔からカントリーやフォークが好きで、折坂さんのリズムやギターの音が好きなのかもしれません。

それからもう毎日のように折坂さんの曲を聴いています。2019年の一番よく聴いた曲のランキングも折坂さんだらけで、折坂さんの音楽は僕にとってほぼ生活です。説明的すぎず、余白がたくさんあって、解釈を聴いている側に委ねてくれる歌詞が好きで、聴いていると、ふとした瞬間に歌詞がスッと自分の思考とフィットして心が揺れます。

『FUJI ROCK FESTIVAL ‘22』でのライブ映像

一番好きな歌は“角部屋”で、“朝顔”も“トーチ”も“春”も“揺れる”も好きです。“朝顔”は弾き語りで友達とカバーしたりもしました。カラオケでも何度も歌っていますし、カラオケに入っている折坂さんの曲は全部歌えます。折坂さんの歌を歌っていると自由を感じます。のびのびとした川の流れの中にいるような、空を飛んでいるような、そんな気持ちよさに似ているかもしれません。

記事一覧へ戻る

RECOMMEND

NiEW’S PLAYLIST

編集部がオススメする音楽を随時更新中🆕

時代の機微に反応し、新しい選択肢を提示してくれるアーティストを紹介するプレイリスト「NiEW Best Music」。

有名無名やジャンル、国境を問わず、NiEW編集部がオススメする音楽を随時更新しています。

EVENTS