11月14日(土)から29日(日)に東京都多摩市内で開催される『第36回映画祭TAMA CINEMA FORUM』のプログラム第1弾が発表された。
同イベントは、毎年晩秋に開催されている映画ファンの祭典。会場は多摩市内のパルテノン多摩 大ホール / 小ホール、ヴィータホール、ベルブホールとなる。今回は、邦画、洋画、ドキュメンタリー、アニメなど幅広いジャンルから全56作品のラインナップがアナウンスされた。
「第18回TAMA映画賞」関連プログラムでは、最優秀女優賞の吉岡里帆をはじめ、田口トモロヲ監督、峯田和伸が登壇する『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』のトークイベントを実施。そのほか、最優秀新進監督賞の中川駿監督(予定)、最優秀新進男優賞の山時聡真、最優秀新進女優賞の南琴奈による『90メートル』のトークや、孫明雅監督、恒那、井浦新による『トロフィー』のトーク、最優秀男優賞の柄本佑が出演する『メモリィズ』の坂西未郁監督によるトークなども行われる。

特集企画として、『アイアン・ジャイアント シグネチャー・エディション』や『ロボット・ドリームズ』を上映する「大人もファミリー・デー」、台湾青春映画特集などを展開。また、現役映画監督のデヴィッド・ロバート・ミッチェル、ヨルゴス・ランティモス、ドゥニ・ヴィルヌーヴ、ヨアキム・トリアーの旧作4本を日替わりで上映する帯プログラムも用意されている。
さらに、ジャズピアニストのキース・ジャレットによる伝説的コンサートを描いた映画『1975年のケルン・コンサート』の鑑賞後にLPを聴く企画や、弾き語りミニライブも行われる湊ゆずの主題歌特集、DOMMUNE主宰の宇川直宏をゲストに迎えた『シラート』講座なども発表された。

チケットは10月31日(土)より、teketほかにて発売。なお、会期中の11月16日(月)から20日(金)および26日(木)、27日(金)は休映となる。
『第36回映画祭TAMA CINEMA FORUM』
開催期間:2026年11月14日(土)~11月29日(日)
(※11月16日(月)~20日(金)及び26日(木)、27日(金)は休映)
会場:東京都多摩市内(パルテノン多摩 大ホール/小ホール、ヴィータホール、ベルブホール)
主催:TAMA映画フォーラム実行委員会
『第18回TAMA映画賞』関連プログラム
・『ストリート・キングダム』― 表現する喜びと躍動 ―
『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』の上映、最優秀女優賞の
吉岡里帆氏・田口トモロヲ監督・峯田和伸氏のトーク(聞き手:森直人氏)
・『トロフィー』
最優秀新進監督賞の孫明雅監督、恒那氏、井浦新氏のトーク
・TAMA映画賞新進3冠受賞『90メートル』最優秀新進監督賞の中川駿監督(予定)、最優秀新進男優賞の山時聡真氏、最優秀新進女優賞の南琴奈氏のトーク(聞き手:松崎健夫氏)
・『黒牢城』×『木挽町のあだ討ち』―時代劇ミステリー、ふたつの真相―
最優秀男優賞の本木雅弘主演作『黒牢城』と柄本佑主演作『木挽町のあだ討ち』を上映
特集企画
・大人もファミリー・デー ~大人も一緒にロボットで夢を見よう~:
ロボットとの交流を描いた名作アニメーション映画の特集として、『アイアン・ジャイアント シグネチャー・エディション』と『ロボット・ドリームズ』を上映。大人も子供も一緒に楽しめるプログラムです。
・台湾青春映画特集:『赤い糸 輪廻のひみつ』『ひとつの机、ふたつの制服』の上映、葉山友美氏・小島あつ子氏・稲垣貴俊氏のトーク
・湊ゆず主題歌特集:『ロングホットサマーバケーション』『ザッケン!』の上映、湊ゆず氏のミニライブ、湊ゆず氏・上村奈帆監督・小野峻志監督のトーク
帯プログラム
・TAMAアフターアワーズシネマ 〜時代を更新する映画作家たち〜:
2026年に新作が公開された現役映画監督の傑作4本を日替わりで上映するプログラム。上映作品はデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督『イット・フォローズ』、ヨルゴス・ランティモス監督『ロブスター』、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督『灼熱の魂』、ヨアキム・トリアー監督『オスロ、8月31日』。
ゲストプログラム
・11月21日(土)
【D-5】湊ゆず主題歌特集 ゲスト:湊ゆず氏、上村奈帆監督、小野峻志監督
シンガーソングライター湊ゆずさんが主題歌を歌った『ロングホットサマーバケーション』『ザッケン!』の2作品を上映します。作品上映後、湊ゆずさんによる弾き語りミニライブ、監督による作品の魅力に迫るトークをお楽しみに!
【D-6】ゴッホ 最期の手紙
ゲスト:圀府寺司氏(大阪大学名誉教授)、小林晶子氏(SOMPO 美術館学芸員)
誰もが知る画家ゴッホの姿を、映画を通じてより鮮やかに。世界初全編「動く油絵」で製作されたアニメーション『ゴッホ 最期の手紙』。絵画に入り込んだかのような圧倒的な感覚、そして専門家によるトーク。これらは、これからの絵画体験をより深いものにしてくれます。
【D-7】帰還不能なレイヴ巡礼者の為の『シラート』講座in TAMA
ゲスト:宇川直宏氏(現“在”美術家/DOMMUNE 主宰) 聞き手:國宗陽子氏(配給・トランスフォーマー)
「この先、口外禁止――」で今年話題沸騰!賛否両論の衝撃作『シラート』。上映後は、宇川直宏さんの公式パンフ掲載1万字超レビューと同名のトークをTAMA版でお届け!作品の深層に迫り、もう一度観たくなること間違いなし!
・11月22日(日)
【C-2】『トロフィー』 ゲスト:孫明雅監督、恒那氏、井浦新氏
本年度TAMA映画賞最優秀新進監督賞受賞作『トロフィー』。今を生きる在日コリアンの少女のアイデンティティに向き合う姿や、心の揺らぎを鮮烈に映し出す本作は、観終わった後も心地よい余韻を残します。上映後は、ゲストトークを行います。
【C-3】『みんな、おしゃべり!』 ゲスト:河合健監督、長澤樹氏、毛塚和義氏
本年度TAMA映画賞特別賞を受賞した『みんな、おしゃべり!』は日本手話とクルド語を題材に、言語も立場も違う隣人同士が、譲れないものを抱えたままぶつかり合う姿を緩やかなユーモアで描いた作品。上映後のトークショーには手話通訳付きで、監督と出演者にご登壇いただきます。聴者もろう者も関係なく、同じ空間で笑い、驚き、心を通わすひとときをお届けします!
【D-8】『1975年のケルン・コンサート』+LP鑑賞会 協力:ティアック株式会社
ゲスト:大森さわこ氏(映画評論家、ジャーナリスト)
世界的ジャズピアニスト、キース・ジャレットの伝説的コンサート誕生の裏側を描いた『1975年のケルン・コンサート』。映画の余韻のまま、贅沢な名盤LPレコードの響きとゲストトークをお楽しみください。映画が描いた「伝説の夜」の感動を味わう完全体験をお届けします。
【D-9】原爆資料館 語り継ぐものたち ゲスト:立川直樹監督、濱住治郎氏(日本被団協 事務局長)
核兵器の危機が高まる中、本作品を通じて原爆資料館が語るメッセージに耳を傾け、平和について一緒に考えてみませんか。作品上映後には立川直樹監督、胎内被爆者として核兵器廃絶活動に尽力する濱住治郎さんを迎え、ゲストトークを行います。
【D-10】花火上げますか? 花火みますか? ゲスト:四宮義俊監督
幻の花火打ち上げに挑む若者たちの姿を圧倒的な色彩と映像美で紡ぐ。日本画家として活躍する四宮義俊氏の長編初監督アニメーション映画『花緑青が明ける日に』を上映!上映後は四宮監督をゲストに迎え、作品の魅力を深掘りします。
・11月23日(月・祝)
【D-12】台湾青春映画特集
ゲスト:葉山友美氏(台湾映画社代表)、小島あつ子氏(台湾映画同好会)、稲垣貴俊氏(ライター・編集者)
出会いと青春を描いた台湾映画2作品を上映。多摩エリア初上映となるギデンズ・コー監督作品『赤い糸 輪廻のひみつ』と、監督が絶賛した『ひとつの机、ふたつの制服』を上映後の台湾映画トークとともにぜひお見逃しなく!
・11月28日(土)
【B-6】TAMA映画賞新進3冠受賞『90メートル』
ゲスト:中川駿監督(予定)、山時聡真氏、南琴奈氏 聞き手:松崎健夫氏(映画評論家)
祝・TAMA映画賞新進3冠受賞!中川駿監督(多摩市出身)が自らの母親を看病した実体験を重ね合わせて作り上げた半自伝的作品『90メートル』。作品上映後には中川駿監督(予定)、山時聡真氏、南琴奈氏にご登壇いただき、本作の魅力に迫るトークイベントを行います。
【B-7】『ストリート・キングダム』―表現する喜びと躍動―
ゲスト:田口トモロヲ監督、峯田和伸氏、吉岡里帆氏 聞き手:森直人氏(映画評論家)
本年度TAMA映画賞最優秀女優賞対象作『ストリート・キングダム』は、吉岡里帆さん演じるサチが放つ圧倒的な熱量、まさに「表現する喜びと躍動」がダイレクトに突き刺さり、胸が熱くなる作品です。興奮冷めやらぬまま、上映後のトークイベントでは、作品のエピソードや魅力について、存分に語っていただきます。
・11月29日(日)
【B-8】『白鳥とコウモリ』―物語を映画にするということ―
ゲスト:岸善幸監督、新垣弘隆氏(プロデューサー) 聞き手:伊藤さとり氏(映画パーソナリティ)
本年度TAMA映画賞最優秀女優賞を受賞した今田美桜さん主演作、『白鳥とコウモリ』。台詞に頼らず、眼差しと全身で揺れ動く感情を伝え、確かな演技力を示しました。上映後、作品の魅力を深掘りし、その真髄に迫るゲストトークを行います。
【B-9】『メモリィズ』―家族の記憶と記録の物語― ゲスト:坂西未郁監督 聞き手:森直人氏(映画評論家)
本年度TAMA映画賞最優秀男優賞受賞対象作『メモリィズ』を上映し、映画やドラマにひっぱりだこの柄本佑さんの魅力と家族の記憶と記録の物語に迫ります。坂西監督、森直人氏による作品の核心に迫る濃密な時間を、ぜひお見逃しなく。