ディズニー映画『モアナと伝説の海』(2016年)から公開10周年となる2026年に、実写版『モアナと伝説の海』が7月31日(金)より劇場公開される。
主人公・モアナには、同作が本格的な映画デビューとなるキャサリン・ランガイアが抜擢。すでに予告編でオリジナル版の代表曲“How Far I’ll Go”を本家に負けない美声で披露している。実はエグゼクティブ・プロデューサーとして、オリジナル版でモアナ役の声優を務めたアウリイ・クラヴァーリョも参加。これは、本家も納得するキャスティングなのだろう。
そしてこの度、マウイ役のドウェイン・ジョンソンの歌声が披露された新予告が解禁となった。ドウェインは、オリジナル版や『モアナと伝説の海2』(2024年)でも、実際にマウイの声優を務め、歌唱シーンも吹替えなしで挑んでいる。つまり、正真正銘“マウイ”の歌声なのだ。

さらに注目したいのは、監督を務めるトーマス・ケイル。代表作は、リン=マニュエル・ミランダの作詞 / 作曲 / 脚本による、「アメリカで一番チケットがとれないミュージカル」といわれ続けた『ハミルトン』のライブ感をそのままにDisney+の配信映画として再構築した『ハミルトン』(2020年)ではあるのだが、『グリース』(1978年)のミュージカル舞台版『グリース・ライブ!』(2016年)での快挙も知っておいてもらいたい。
『グリース・ライブ!』は、生放送で、ジュリアン・ハフやヴァネッサ・ハジェンズ、キキ・パーマーといった役者たちに演じさせ、リアルタイムでSNS配信するという実験的な試みを行ったのである。冒頭の野外撮影で雨が降ってきても、それをあたかも演出のひとつかのように取り入れてみせたのだ。
また、ミュージカル界のレジェンド、ボブ・フォッシーとグウェン・ヴァードンを描く伝記ドラマ『フォッシー&ヴァードン 〜ブロードウェイに輝く生涯〜』(2019年)では、ドラマとは思えない臨場感を表現してみせ、第71回エミー賞では17部門にノミネートされ、4部門を受賞した。
そんなトーマスが監督を務めているということは、映画という枠を越えたライブ感が強調されていることが予想できる。シンプルにディズニーアニメの実写化というだけではなく、スクリーンを通して、傑作実写ミュージカルの誕生の瞬間に立ち会えるかもしれない。
映画『モアナと伝説の海』

公開日:7 月 31 日(金)
監督:トーマス・ケイル 製作:リン=マニュエル・ミランダ
出演:キャサリン・ランガイア/ドウェイン・ジョンソン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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