アニメ『光が死んだ夏』が、2025年夏に日本テレビ系で放送、Netflix世界独占配信およびABEMA無料独占配信されることが決定した。
モクモクれんによる同名の青春ホラー漫画を原作とした同作。普通の男子高校生・よしきが、幼なじみの光を模倣する謎の「ナニカ」との生活の中で、身の回りに起きるさまざまな怪事件を体験する姿を描いた内容となっている。原作のシリーズ累計発行部数は300万部を突破し、『このマンガがすごい! 2023』の「オトコ編」第1位にランクインするなど話題となっていた。
監督は『夜のクラゲは泳げない』などを手掛ける竹下良平、アニメーション制作は『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』などを手がけるCygamesPicturesが担当。よしき役は小林千晃、ヒカル役は梅田修一朗が務めることも明らかになった。情報解禁に際し、小林、梅田、竹下からのコメントが公開されている。
<辻中佳紀 CV:小林千晃>
この度、よしき役を担当させていただくこととなりました。小林千晃です。
オーディションの時点から、一緒に居たらいけないけれど居て欲しい、
恐ろしいけど心地良い、そんなぐちゃぐちゃな感情に振り回されつつ臨んでいました。
僕の血も肉も骨も総動員して、よしきの抱く想い、憂いを余すことなく引っ張り出せるよう全身全霊で頑張ります。
さまざまな価値観が混在する現代社会だからこそ、沢山の方にご覧いただきたい作品となっていますので、どうぞ放送を楽しみにお待ちください。宜しくお願いいたします。<ヒカル CV:梅田修一朗>
アニメ『光が死んだ夏』ヒカル役を任せていただきます。梅田修一朗です。
「ヒカル」という存在を演じることはぼくにとって新鮮で、同時に、くらやみを覗くような感覚でもありました。
心もからだも不確かなことが多いけれど、「よしきと居たい」という気持ちだけは確かなものだから、その気持ちをしっかり感じとりながら彼を演じよう。そう思ってオーディションに臨みました。
精一杯演じさせていただきます。<監督:竹下良平>
原作を初めて読んだ時、この原作のコマをアニメで表現するには、どんな表現をすれば良いのだろう?とワクワクしながらページを読み進めたことを覚えています。登場人物の繊細な感情の機微はもちろん、美しく斬新な漫画構成も上手にアニメ化すべく、スタッフ一同真剣に原作と向き合って制作しています。よしきとヒカル、若い2人がお互いを理解しようともがく姿を美しくアニメ化出来るよう、精一杯取り組んでいますので、ぜひオンエアを楽しみにしていて下さい。
また、ティザービジュアルとティザーPVも公開。PVの前半では、夏の郊外の風景が流れる中、声のみでよしきとヒカルが穏やかに会話する。中盤では一転し、森などの穏やかな景色がノイズやモノトーンの加工で不穏に写しだされ、呼応するようにノイズとさまざまなマイナスの感情の台詞が飛び交う。終盤にはよしきが「お前、やっぱ光ちゃうやろ」と尋ね、その直後に様子がおかしくなったよしきが映し出されて終わっていくものとなっている。
『光が死んだ夏』
2025年夏 TVアニメ化決定
Netflix世界独占・ABEMA無料独占配信
日本テレビにて放送
【作品情報】
スタッフ
原作 :モクモクれん(KADOKAWA「ヤングエースUP」連載)
監督・シリーズ構成 :竹下良平
キャラクターデザイン・総作画監督:高橋裕一
ドロドロアニメーター :平岡政展
アニメーション制作 :CygamesPictures
キャスト
辻中佳紀:小林千晃
ヒカル:梅田修一朗
著作権表記 :©モクモクれん/KADOKAWA・「光が死んだ夏」製作委員会