映画『1ST KISS ファーストキス』が、2025年2月7日(金)に公開される。
同作は、『花束みたいな恋をした』が興行収入38億円に達するロングラン上映となり、『怪物』が『第76回カンヌ国際映画祭』で脚本賞を受賞した脚本家・坂元裕二によるオリジナル劇場映画。監督を務めたのは、『わたしの幸せな結婚』で興行収入27億円を超える大ヒットを記録し、8月23日(金)には『ラストマイル』の公開も控える塚原あゆ子。
結婚15年目、事故で夫の硯駈を亡くした硯カンナは第二の人生を歩もうとしていた矢先にタイムトラベルする術を手に入れる。過去に戻り、駈に再会したカンナは彼への思いを再確認し、2人はもう一度恋に落ちる。
カンナを演じるのは、映画『告白』やドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』の主演に加え、『アナと雪の女王』シリーズでの声優活動など、幅広い活躍を見せる松たか子。映画の単独主演は『ラストレター』以来、約5年ぶりとなる。一方、駈を演じたのは連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』や、映画『ホリック xxxHOLiC』、新海誠監督の映画『すずめの戸締まり』では声優にも挑戦するなど、役者としての才能を見せるSixTONESの松村北斗。二人が共演するのは今回が初となる。
YouTubeではティザーが公開されているほか、坂元裕二、塚原あゆ子、松たか子、松村北斗からのコメントも発表されている。
一生の思い出になる映画を作りましょうと話し合って、はじまった作品です。
坂元裕二 コメント
お互いにちょっと飽きてしまった中年夫婦。その妻が時を越えて、若い頃の夫に恋をする物語です。それって浮気? それとも夫婦愛? 夫婦のお話なのにタイトルがファーストキスってどういうこと? そんな矛盾した感情にどきどきしながら観ていただけたらなと思って脚本を書きました。
最高のキャストとお仕事出来る喜びと、塚原監督の無尽蔵のエネルギーとアイデアに出会って、自分自身完成した映画を観る日が楽しみで仕方ありません。
今恋の真っ最中って人、恋は憧れって人、そんなこともあったねと遠い目になるって人にも、笑顔いっぱいで楽しんでいただける映画になると思います。どうか期待のハードルを最大まで上げてお待ちください!
出会って、恋愛し、結婚して、家族になって。
塚原あゆ子 コメント
重ねていく時間には何が存在するのでしょう。
いつか1人になった時、空いたソファーの半分に何が出来るのでしょうか。
全ての人に深く刺さる、壮大で素晴らしい台本です。
坂元裕二さんの優しい世界に生き生きと存在する松たか子さんと松村北斗さんを、どうぞ、お楽しみに。
坂元さんの脚本に出会うのは4回目ですが、映画は初めてで、坂元さんの、(やっぱりこれを言いたいな)という思いに少しだけ気付くことができたような気がします。パワフルだけど細やかな塚原監督とは初めてのお仕事でした。現場では常に支えて導いていただきました。
松たか子 コメント
松村北斗さんともはじめましてでしたが、揺れているようで、最後の最後は、場面のなかに「えいっ!」と飛び込むことのできる勇敢な人だなぁと思いました。彼のおかげでカンナとして居ることができました。感謝しています。
そして、あんな人やこんな人も……。魅力的なキャスト・スタッフと過ごせて、要するにカンナは、私は、とっても幸せ者だったということです。是非、公開を楽しみにお待ちください。
坂元裕二さんの作品や書籍にどれほど影響を受けてきたのか分かりません。
松村北斗(SixTONES)コメント
そんな坂元さんの脚本で塚原あゆ子さんが監督をされる作品に参加できることは人生の誇りです。
あまりに素敵すぎる作品に怖気付きながらも、
坂元さん作品の常連である松たか子さんのサポートのおかげで
毎日ヘトヘトになるまで作品と向き合うことが出来ました。
いつ見ても、いつ思い出しても素晴らしい素敵な物語です。
公開を楽しみにしていてください。
映画『1ST KISS ファーストキス』
■脚本:坂元裕二
■監督:塚原あゆ子
■出演:松たか子 松村北斗
■企画・プロデュース:山田兼司
■制作プロダクション:AOI pro.
■配給:東宝
■公開:2025年2月7日(金)
■コピーライト:©2025「1ST KISS」製作委員会
■公式サイト: https://1stkiss-movie.toho.co.jp/
■公式 X: https://x.com/1STKISSmovie