Oasisのデビュー30周年を記念した展覧会『リヴ・フォーエヴァー:Oasis 30周年特別展』が11月1日(金)より東京・港区の六本木ミュージアムで開催される。
ノエル(Gt / Vo)とリアム(Vo)のギャラガー兄弟を中心に結成され、1994年リリースのアルバム『オアシス』(原題:Definitely Maybe)でデビューしたイギリスのバンド・Oasis。2009年にノエルのバンド脱退を契機に解散した後も、両者はバンドやソロでの活動を続け、日本においても未だに根強い人気を誇っている。7月26日(金)〜28日(日)にかけて開催された『FUJI ROCK FESTIVAL ’24』では、ノエル・ギャラガー率いるNoel Gallagher’s High Flying Birdsが最終日のヘッドライナーを務め、”Live Forever“、”Don’t Look Back in Anger”などOasis時代の楽曲を披露し大きな盛り上がりとなった。
2024年はデビューアルバム『オアシス』のリリースから、そして初来日公演からも30年というアニバーサリーイヤー。2014年に開催され、わずか4日間という短期開催ながら1万人を動員したOasis日本初の展覧会『CHASING THE SUN:OASIS 1993 -1997 あなたにとってのオアシスとは』以来10年ぶりとなる同展では、改めてOasisの「永遠に色あせない」楽曲や唯一無二な存在を多角的な視点で紐解く。メンバーが愛用した楽器や直筆の歌詞の走り書き、バンド初期のアイコニックなオリジナルポスター群など、前回は紹介しきれなかった貴重なアイテムが多数展示されるほか、故郷マンチェスターの文化的背景をたどり、世代を超えて愛されるバンドが誕生した背景に迫る。さらに、アルバムのアートワークを再現したフォトスポットや、現在では体感できないOasisのライブを体感できるスペースなど、バンドの魅力を存分に堪能できる内容になる予定だ。
また、デビュー30周年を記念したバンドの新たなロゴも発表された。『大友克洋GENGA展』メインビジュアルや『AKIRA』を使用したコラージュ作品などを手がけ、UNIQLO「UT」クリエイティブディレクターも務める河村康輔がデザインしたもので、バンドにとって初の日本人アーティストの起用となる。河村からのコメントも発表されている。
高校生の頃に友人の作ったカセットテープで初めて聴いたオアシス。今まで耳にしていなかったタイプの音楽でありながらも、なぜか自分の心の琴線に触れるものでした。それ以降、彼らの生む作品は、ヴィジュアルを含めすべてがカッコいいと思い、今も刺激を受けている存在に。なので、今回新たなロゴのデザインの依頼をいただいたのは、純粋にうれしかった反面、デビューして30年で培ってきたバンドに新たなイメージを加えることに対しての緊張感もありました。その両方の感覚をバランスよく保ちながら制作したロゴは、バンドのロゴ2つを組みあわせたもの。現在はバラバラになってしまったバンドが、この30年をきっかけにひとつに戻ってほしいという、いちファンとしての主観的な願いを込めました
河村康輔
リヴ・フォーエヴァー:Oasis 30周年特別展
会期:2024年11月1日(金)~11月23日(土)
会場:六本木ミュージアム(〒106-0032 東京都港区六本木5-6-20)
主催:ソニー・ミュージックエンタテインメント、ソニー・ミュージックレーベルズ、ソニー・ミュージックパブリッシング
後援:ブリティッシュ・カウンシル
協賛:ADAM ET ROPÉ
展覧会公式サイト:https://oasis-liveforever.jp/
展覧会公式X:https://x.com/Oasis30th
展覧会公式インスタグラム:https://www.instagram.com/oasis30th/