舞台『球体の球体』が、9月14日(土)から29日(日)まで東京・三軒茶屋のシアタートラムで上演される。
同作は、『第68回岸田國士戯曲賞』を受賞、さらに『第32回読売演劇大賞演出家賞』上半期ベスト5に選出されたゆうめいの池田亮が、脚本 / 演出 / 美術を手掛ける最新作。
池田自身がアート作品として発表したことのあるカプセルトイの「ガチャガチャ」から着想を得て、「親ガチャ / 子ガチャ」といった要素を取り入れつつ、人が自ら選べない状況と社会環境、さらには優生思想や独裁者についての寓話が描かれる。現代社会の格差から生まれた「ガチャ」というキーワードから、4人の個性豊かな登場人物が物語を展開し、芸術作品を創作するアーティストの数奇な半生を紡ぎ出す。
主演は映像やミュージカルのみならず、ストレートプレイや『25時、赤坂で』などドラマでも活躍する新原泰佑。新原は舞台初主演で、現代アーティストの本島幸司役を演じる。共演にはs**t kingzのメンバーで、ダンサー / 振付師としての活躍に加えて、最近では俳優としても実力を発揮している小栗基裕、多くの演出家や監督から信頼を寄せられている前原瑞樹を迎える。更に、盟友である三谷幸喜からも信頼を寄せられている演技力で確固たるキャリアを築き上げている相島一之が、独裁国家の大統領役を演じる。

ストーリー
現代アーティストの本島幸司(新原泰佑)は、2024年に遺伝と自然淘汰をコンセプトとしたアート作品『Sphere of Sphere』を創作する。その作品が話題となり、独裁国家の「央楼」に招待されることで、本島には思いもよらぬ人生が待ち受けていた。そして35年の時を経た2059年、本島の告白から物語が始まる。
『球体の球体』 公演概要
●脚本・演出・美術:池田亮
●出演:新原泰佑 小栗基裕(s**t kingz) 前原瑞樹 / 相島一之
●日程:2024年9月14日(土)~9月29日(日)
●一般発売日:7月27日(土)
●料金=8,800円(税込み、全席指定)
●会場:シアタートラム
●企画・制作・主催:梅田芸術劇場
●公式ホームページ:https://www.umegei.com/kyutai-no-kyutai/
●公式X(旧Twitter):@kyutainokyutai