大前粟生の最新小説『ピン芸人、高崎犬彦』が、3月22日(金)に刊行される。
2020年に刊行された『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』が映画化されたほか、2021年には『おもろい以外いらんねん』が『織田作之助賞』の最終候補となった大前粟生。
同作はピン芸人の高崎犬彦を主人公とし、そのライバル・安西煮転がしとの約20年もの人生を追いかけることで、芸人にまとわりつく「売れること」と「消費のされやすさ」の葛藤を描いている。
帯には、ヤーレンズの出井隼之介が「芸人は“人生張った最高の地獄”!」というコメントを寄せている。