神戸出身で現在ニューヨークを拠点に活動するアーティストのrei brownが自身初となる北米ツアーを5月に開催することを発表した。
rei brownは18歳まで故郷の神戸で過ごしたのち、大学進学を機にアメリカへ移住。ボストンのバークリー音楽大学でソングライティングを専攻したのち、2022年に1stアルバム『Xeno』をリリースした。90年代のポップロックやテクノ、ニューメタルまでを取り込みつつ、自身が経験した「外国人嫌悪(Xenophobia・ゼノフォビア)」をテーマにした作品になっている。同年にはベトナム系アメリカ人のアーティスト・keshiのジャパンツアーでオープニングアクトを務め、初来日公演も果たした。
また、同じく神戸出身で88risingに所属しているアーティストのJojiとは子どものころからの幼馴染で、2020年にリリースされたJojiのアルバム『Nectar』に収録の”Normal People”に客演として参加。さらに、自身のアルバム『Xeno』収録曲で、2022年にリード曲としてリリースされた”Thinking Bout You”で再びJojiとのコラボ楽曲をリリースした。
今回発表された北米ツアーは、現地時間5月3日(金)に行われるテキサス州オースティンでの公演を皮切りに、5月14日(火)でのカリフォルニア州ロサンゼルス公演まで8都市を巡るもの。チケットは現地時間2月23日(金)から一般発売が開始されている。
2月9日(金)には、共同プロデューサーにNewJeansの”Super Shy”も手がけたフランキー・スコカ(Frankie Scoca)を迎え、keshiとのツアーで経験したメンタルヘルスについて歌った最新シングル”Get Me Out”をリリース。日本語のナレーションがつけられた同楽曲のMVは、3月にテキサス州オースティンで開催される『SXSW 2024』の『FILM & TV FESTIVAL』にショートフィルムとしての出品が予定されている。