映画『オスカー・ピーターソン』(原題:Oscar Peterson: Black + White)が、2月2日(金)に公開される。
カナダ出身のジャズピアニスト、オスカー・ピーターソンにまつわるドキュメンタリー映画である同作。2025年に生誕100周年を迎える「鍵盤の皇帝」は、明るいピアノスタイルと、ルイ・アームストロングが「4本の手を持つ男」と呼んだほどの超絶技巧で知られ、2007年に没するまで、特別功労賞生涯業績賞を含む8度のグラミー賞を受賞した輝かしい経歴を持つ。一方で、黒人差別も経験し、1962年に作曲した”自由への賛歌(Hymn To Freedom)”は公民権運動を象徴する楽曲として今も用いられる。
映画には、本人のインタビューや演奏映像、1960年代の公民権運動の様子などが含まれている。また、ビリー・ジョエル、クインシー・ジョーンズ、ハービー・ハンコック、ジョン・バティステ、クリント・イーストウッド、レイ・チャールズらや、オスカー・ピーターソンの家族へのインタビューなども収録されている。
オスカー・ピーターソン(原題:Oscar Peterson: Black + White)
監督:バリー・アヴリッチ
出演:ビリー・ジョエル、クインシー・ジョーンズ、ラムゼイ・ルイス、ハービー・ハンコック、ブランフォード・マルサリス、ジョン・バティステ、ケリー・ピーターソン(妻) 他
字幕:山口三平
2020年/カナダ制作/81分
公式ホームページ https://www.oscarpetersonmovie.com/