前作がグラミー賞4部門にノミネートされたシンガー・ソングライター / 詩人のアリソン・ラッセルが新アルバム『The Returner』を9月8日にリリースする。また、アルバム収録のタイトルトラックが公開された。
新アルバム『The Returner』はアリソン・ラッセル自身とプロデューサー・ユニット、dim star(JTネロ、ドリュー・リンジー)がプロデュースを務め、2022年12月にLAのヘンソン・レコーディングスタジオにてレコーディングされた。ゲストとしてアリソン・ラッセルが率いる女性ミュージシャンだけのバンド、レインボー・コーポレーションに加えてウェンディ&リサ、ブランディ・カーライル、ブランディ・クラーク、ホージア等がアルバムに参加している。
アリソン・ラッセルは新アルバムに関して「サウンド的にも、詩的にも、精神的にも、『The Returner』での私の目標は、身体、心、魂のリアルタイムな結合でした。このアルバムではリズム、グルーヴ、シンコペーションをより深く表現しています。自己を肉体に戻すグルーヴ、官能的で性的な行為と開花を祝福するグルーヴ、行動と政治活動への緊急の呼びかけとしてのグルーヴ。一言で言えば、「ファンキー」と言えるかも知れない。しかし、ファンキーなものの歴史がそうであるように、それは決して単なるパーティーではありません。祝祭と戦いの叫びを融合させたエネルギーの多元的な世界なのです」とコメントしている。